天木直人の公式ブログ

【バックナンバー】2005-09-22

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小泉ブームを支え続けるメディア
 この国のメディアに意図的な作為はないと思う。そこまでメディアに深謀遠慮はない。単に質が劣化しているだけだと思う。てっとりばやいニュースを流し続けるだけだと思う。しかし結果的にそのような安易なニュース作りが小泉首相を手助けしているのだ。
 特にテレビが悪い。毎日、毎日、よくもこれだけ同じような国会関係のニュースを流すものだ。連日のように小泉首相の一挙手、一投足を報じる。小泉チルドレンなどという言葉を使って同じような新人議員の動向を報じる。メディアが流すべきニュースは他にもあるはずだ。そもそも国会関係のニュースがそれほど我々の生活にとって重要なことなのか。
 やれ首班指名で誰に投票したのか、造反議員の処罰をどうするのか、小泉首相は任期を延長するのか、郵政民営化のあとの小泉首相のサプライズは何か、などなど。そのようなゴシップ的な記事を流せば流すほど小泉首相に焦点が当たり続けることになる。しかも政策とは何の関係もない丸で芸能関係ゴシップ記事の乗りで。
 しばらくは放っておけばよいのだ。好きなように郵政民営化をやらせればいいのだ。そうすればたちどころに化けの皮がはがれる。あんな不完全な郵政民営化法案などさっさと成立させてしまえばいいのだ。報道さえしなければもはや誰も関心を持たなくなるだろう。もともとあの法案の内容を少しでもわかっている国民がどれほどいるというのか。わかっていないからこそ、改革、改革という言葉にだまされたのではないか。
郵政民営化法案は、成立したとたんに次から次へと矛盾が表面化することは間違いない。死んでもいい!と格好をつけながらそんな不完全な改革しか出来ない小泉首相に、この後どんな改革が出来るというのか。小泉首相は任期の延長をしないと繰り返し言っている。当たり前だろう。この上任期を延長して何が出来るというのか。米国の無理な注文をどんどん聞き入れていくしかない。パフォーマンスだけでここまで持った無能な小泉首相もさすがにもう勘弁してくれということだろう。他のどんな人物が後を継いでも、たまりにたまったツケに立ち往生することになる。貧乏くじだ。挙句の果てにやっぱり小泉さんが一番よかったということになる、そんなシナリオを頭に描いているのではないか。小泉という男はどこまでも自分勝手な、無責任な政治家であったということだ。
崩れていくこの国の政治
 さすがに私もこの国の政治に愛想を尽かしたい気持ちだ。これだけ大量のわけのわからない人物が政治家になってしまった。税金を使って彼らに年間一億円もの歳費を使わせるなどと考えるだけでもおぞましい。それにしても永年政治家をやってきた大物の自民党政治家が、小泉首相に造反したからといって端の議席に固まって追いやられる。新人議員ばかりがニュースの前面にでる。さぞかし悔しい思いであろう。彼らに同情する積りはないが、やはり今度の選挙結果は間違っていた。それを許した有権者に将来はないだろう。
 この国の政治は一体どうなっていくのだろうか。今回の総選挙で選ばれた国会議員の一人一人をよく眺めてみて、誰一人としてこの国の政治をまともな方向に変えていける人物は見当たらない。というよりも仮にそのような政治家がいたとしても、メディア、財界、国民がこぞって支えている小泉政権の下で、それに対抗できる勇気ある行動はとれないであろう。
 それにしても21日にテレビに映し出された辻元清美には失望させられた。各党にあいさつ回りしている小泉首相と握手した辻元は、「大勝できたのは運が良かったんだ」と話す小泉首相に対して嬉しそうに相好を崩して、「私も運がよかったんです」と答えている。以前からそういう感じを抱いていたのであるが、彼女もやはり政治屋の一人であることを証明した光景だ。こんどこそ落選するわけにはいかないとばかり、社民党の比例で当選した彼女にどのような志を見ることが出来ようか。
 川口順子が神奈川の参院補選に立候補するという。これに対して民主党は未だに候補者を出せないでいる。あの総選挙の結果をみれば誰が出ても勝てないということか。情けない野党第一党だ。これでまた物欲しげな顔をした官僚あがりの女性議員が小泉首相の回りに群がることになる。
 政治の話はバカらしいのでしばらくやめることにする。次回の「メディアを創る」からは、本来の「メディアを創る」に立ち戻って内外の動きに論評をしたい。
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