天木直人の公式ブログ

人材バンク構想をわらう

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閑話休題
イラク帰還兵のさけび

 3月26日の毎日新聞「風に吹かれて」 in the U.S.A.から、米国イラク帰還兵(25歳)の言葉を引用したい。日本の若い自衛隊員諸君はこの言葉をどういう思いで聞くであろうか。
 自衛隊員も、私も、そしていまやほとんどの日本国民が戦争というものを知らない。しかしこの米国の帰還兵のように、自分がイラクの戦場へ一兵卒として行かされた時の事を想像することはできる。そう思って次の言葉を噛みしめることはできる。
進軍した最初のころ、終戦を知らないイラク兵が撃ってきた。撃ってくるから、もちろん殺した。そのうち夜に攻撃されるようになった。体温を感知する赤外線ゴーグルをつけて民家を捜索していると、近づくイラク人が見えるんだ。何度も、何度も、来る。殺したイラク人の遺体を運んだ・・・おれは隣にいる男、仲間のために戦った。だが、友人は死んだ。なぜ妻子がいる友人が死んで、独り者のおれが生き残ったのか、分からない。

帰国してから眠れなくなった。夜中に叫び声をあげ、汗をかいて起きる。遺体を運ぶ夢を繰り返しみる・・・酒を飲んだ。麻薬を始めた。両親は「違う人間になった」と嘆いた。元軍人の父に説明しようとしたが、わかってもらえなかった・・・星条旗に包まれたひつぎ、墓地、砂漠などを見ると、フラッシュバックに襲われる。でも、ここ(ホームレス収容所)には同じ経験をした元兵士がいて話ができる。一人で我慢しなくていいんだ

 もちろん、この米国帰還兵たちの犠牲になったイラク人側の無数の叫びがある。平和過ぎる日本に身を置いてやたらに好戦的な言辞を叫ぶ連中には、この悲惨な声が聞こえないのか。ロサンゼルスからこの記事を発信した国枝すみれ特派員は、そう我々に問いかけているに違いない。
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人材バンク構想をわらう

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人材バンク構想をわらう
 今日29日の各紙は、人事院が28日に発表した「国家公務員の民間企業への再就職状況をまとめた年次報告」(いわゆる天下り白書)を報じていた。その記事には元同僚であった各省の官僚が役員や顧問でさまざまな会社に天下っている一覧表がついていた。それを見ながら元同僚たちの顔を思い浮かべた。あいつがこんなところへいっているのか、いい思いをしているなあ、しかしろくな仕事もなく、つまらん人生だなあ、などの思いが浮かんでは消える。たしかに天下りは官僚の甘やかしだ。これほどまでに世の中の雇用形態や雇用事情が様変わりしているというのに、旧態依然とした官僚の再就職保証が手付かずで残っている事は驚きである。そしてそれはとりもなおさずこの国の官僚支配、官僚天国の醜悪な姿を浮き彫りにしている。
 世間は天下りの実態についてどれほどわかっているのかと思う。天下りには大別して二つの種類がある。もちろんそのいずれもが官僚甘やかしで、一刻も早く全廃されるべきである。
 ひとつはキャリアの早期天下りである。これは同期生が幹部になる50歳前後から、幹部になれなかった者に対する救済のような形で与えられるポストである。出世という名誉を得られなかったかわりに生活面での厚遇を保証するというものだ。年下の上司の下で働くことが当たり前の民間企業にくらべ、なんという甘やかしであろうか。
 もうひとつは60歳を過ぎて定年退職したあとも保証される再就職である。これはノンキャリアにも当てはまる。
 いずれの場合も、最終ポストの軽重によって優遇度に差はあるというものの、70歳過ぎまで色々な職場が既得権益のごとく用意されている。
 天下り先は、純粋な民間企業の場合と、各省庁の関連団体やそのまた孫団体のような機関への再就職の場合の二通りがある。前者は当然利権と結びつく。後者は税金泥棒となる。
 このように考えると天下り防止策として連日新聞を賑わせている「新人材バンクの創設」なるものが、いかに甘っちょろい、馬鹿げたものであるかがわかるだろう。それは「各省庁の押し付け的な天下りをなくす」という、天下りのごく一部分のみをいじくろうとする目くらましに過ぎない。おまけにその人材バンク創設には税金を使った予算措置を講じるというのである。不透明きわまりない。それさえもいつから導入するかで政治家や官僚が大喧嘩しているのである。話にならない。
 3月28日の朝日新聞「経済気象台」に、的確な意見がのっていた。「・・・この人材バンクで天下りの何を根本から変えようと言うのか・・・まずやるべきは、独立法人などの縮小、廃止である・・・併せてやるべきは民間企業への公務員の再就職期間の強化・延長である。ゆめゆめ解除などしてはならない。もしそれらを抜きにして人材バンクを立ち上げるなら、それはおそらく官にとって最も都合のよい天下り促進機構になってしまうだろう」
 当然過ぎる意見だ。ひとつだけ付言してこの不愉快な天下りに関する私のブログを終えることとする。「天下りを規制すると優秀な人間が集まらなくなる」とか、「官僚の優秀な知見を民間で活用すべきだ」などという意見が必ず出てくる。この考えこそが天下りがなくならない元凶なのである。優秀な人間や、志のある人間は、天下りなどなくても官僚を目指すものだ。仮に天下りを廃止したから優秀な人間が集まらないのであれば、所詮は官僚という職業はそういうものであると世間に見られているのだ。そんな組織は縮小すればいいだけの話だ。官僚の優秀な知見を民間が必要とするなどという意見に至っては民間軽視もはなはだしい。親官庁とのパイプ以外に官僚の古手にどんな知見があるというのか。国家権力を手放した官僚がいかに使い物にならないかは、民間企業が一番知っているはずである。その民間企業が、国家権力にゴマをすっておいしい目をさせてもらおうとする浅ましい考えのない企業であれば。


About Abolishing So-Called Descending From Heaven Practices
 In Japan public servant is neither public nor servant. They are aristocratic and masters. Amid the severe employment situation in Japan only bureaucrats or public servants enjoy favorable treatment. They are guaranteed to stay untill 60 years old and even after they retire they are offered new posts by governments. They go to either private companies which governments ask to accept or various subsidiary organizations which governments create st the tax-payers' money. indeed It is Descending from Heaven posts.
 It is natural that people are so angry at this practice and ask the government to abolish this. Mr. Abe, who is so desperate for recovering his decaying popularity, made it clear that he would introduce the measure to redress this unpopular practices. He seems to faces, however, a strong resistance from the bureaucrats.
 As a compromise he try to establish a new company which facilitates retiring bureaucrats to get a new jobs in the private companies. This idea itself is nothing but spoiling bureaucrats. In Japan bureaucrats are the strongest.
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