天木直人の公式ブログ

連休明けから政治が動く予感がする

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 連休明けから政治が動く予感がする
 安倍首相の訪米が終わった。それを報じるどの記事を読んだところで何も本当の事はわからない。そもそも日本にとって得る物のない訪米である事は以前のブログで書いた。得る物がないどころか安倍首相はみずから強調した「かけがえのない日米同盟」を実績で示さなければならない宿題を背負って帰ってくる事になる訪米だ。「かけがえのない日米同盟」がわずか1日の訪米で「確認」されるものではない。その後の政策でその「確認」を証明しますと約束した訪米であったのだ。
  ただでさえ安倍首相は空手形を連発してきた。日中関係の改善、NATOとの安保協力、憲法改正の公約と集団的自衛権行使の容認など、米政府が求めてきた外交・安保上の政策に次々と手をつける姿勢を見せた。米政府はそれにつけこんで、「コイズミには外交・安保政策はなかった。だから安倍首相は具体的政策を示して欲しい」とほめ殺しの圧力をかけてきた。おまけに自らの慰安婦問題発言で招いた弱みがある。米国は狡猾な国だ。失言で米国に嫌われた久間防衛大臣は、情けない事にその後は日米再編問題でベタ降り状態である。安倍首相も大きな負い目を負ってしまった。
 4月27日の毎日新聞に外務省幹部の次のような言葉が紹介されていた。
「・・・安倍政権はまだ2,3のことしかやっていないのに5やると約束しているようなもの。右肩上がりのグラフに自ら先の点線を書き込んでいる。参議院選挙後に一気に動かすのではないか・・・」。動きは参院選前にも動くことだろう。安倍首相は連休明けから自らのイデオロギーに基づいた外交・安保政策をどんどんと強行に進めざるを得ないだろう。そして今の日本の政治状況は、そんな安倍首相の強硬姿勢を阻止する力は無い。護憲派の国民の間に不満と敗北感が高まる。しかしそれを吸収する野党勢力は無い。不満は内部に鬱屈して行く。そのまま敗北主義に退いていくのか。それとも何かのきっかけで、その不満が爆発してあらたな政治運動に発展していくのか。いずれにしても連休明けに政治が動き出す。
 
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