天木直人の公式ブログ

私はあなただ、あなたは私だ③

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年金納付記録漏れ問題と安倍政権の支持率急落が意味するもの
  いつの時代も、そしてどの国においても、政治は生き残りをかけた政権争奪争いである。政権を取ったものは何でも出来る。政権を奪われたとたんにすべてを失う。この前まで私が勤務していた中東はその典型だ。政権を手放したとたん、刑務所に入れられ、あるいは命まで失う。私が外務省をクビになった後にレバノンを訪れた時、ラフード大統領が私に笑って言った事は、「お前が生き残る道は政治家になってお前を首にした政権を倒すことしかない」であった。そのラフード大統領は米国という巨悪に闘う小悪シリアの傀儡となって文字通り命がけで中東政治の最前線に立っている。米国から狙われる。しかしシリアから離れようとすればシリアから殺されるのだ。しかし巨悪につけば安心というわけではない。巨悪の米国につこうとしたハリリ前首相はあっという間に暗殺された。エジプトを見よ、サウデイアラビアを見よ。独裁政権の維持と引き換えに国民を裏切って米国に従属した為政者たちは、国民の反乱をおそれてますます恐怖政治に走っている。米国の追従から離れようとすれば、CIAの手によって革命を起こされ倒される。権力闘争は命がけなのだ。
   さすがに日本の政権争奪争いはそこまで激しくないと国民は思っているかもしれない。しかし小泉前首相以来のこの国の政治はそれに似たような状況になってきた。権力を独占して悪事を重ねてきた政権政党は、一旦権力を手放した時の惨めさと、怖さを知っている。だからこそ、なんとしてでも参議院選挙に勝たなくてはならない。その恐怖感が彼らをますます強圧的、強権的にしていくのだ。
 しかしここに来て安倍政権に思わぬ誤算が生じた。開き直ったかのような強引な国会運営で支持率低下を食い止めたかに見えた安倍首相は、「年金納付の記録を証明しなければ年金は支払えない」というふざけた政府の対応によって国民の怒りに火をつけた。上向きかけていた安倍政権の支持率が急落した。このままでは参院選は戦えない。慌てた安倍首相は、野党が何を言っても相手にしないが、国民の怒りにおののいて、手のひらを返したように今国会で年金救済法を作ると言い出した。社会保険庁の歴代長官の責任を追及すると言い出した。
 連立政権の一翼を担ってきた公明党は別の意味で、学会員、国民の反応に恐れおののいている。どのように言い訳しても、米国の対アラブ虐殺に加担する日本政府に連立政権として加わっている公明党は、「平和の党」と言い続ける事は出来ない。憲法9条を棄てて戦争国家米国の戦争に自衛隊を差し出す自民党と連立政権組む事は、「平和の党」にとどまることは出来ないのだ。学会員、国民の支持を失う事になるのだ。
   ようやく国民が主役になってきた。小泉劇場に騙された愚かな国民はまた、何かのきっかけで豹変し政府を見捨てる残酷な国民となるのだ。為政者にとっての審判者に様変わりするのだ。今度の参院選挙は政権奪取戦にうつつを抜かす政治家たちにとって恐ろしい選挙になりつつあるのだ。選挙民が主役になりつつある。
 
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私はあなただ、あなたは私だ③

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  私はあなただ、あなたは私だ③
  多数の激励が私に寄せられている。寄付金の方はまだ確かめていないが、生活費の一部をはたいて寄付を振り込んだ人たちが次々と連絡を寄越してくれている。望外の感激だ。一人一人に返答すべきであるがここでまとめてお礼を言わせてもらう。この支援があってはじめて、私は闘い抜くことが出来る気がする。あなた達こそが真の私の支援者である。私は期待を裏切らない。私はあなただ。あなたは私だ。この選挙はブログの向こうであなたも私になって共に闘う選挙なのだ。
  私はこれから7月22日までの間、私の選挙活動のすべてをそれら支援者に向けてこのブログで報告する。それと並行して書き続けるこれまでのブログは、あらゆる読者向けの私の時事解説であるが、「私はあなただ、あなたは私だ」は、私の立候補を支持し、身銭を切って応援してくれた人たちに向けての、私の精一杯の返答である。私の日々の心境を伝えて、これから始まる熱くて長い2ヶ月の記録としたい。
  さて今日28日の午後一時から国会野党記者クラブという所で「9条ネット」の記者会見が開かれる。私もそこに出席する。「9条ネット」についての最初で、最大の試練だ。その理由を書く。私が今抱えている最大のジレンマを書く。
  私が「9条ネット」に参加する事を最後までためらった唯一、最大の問題は「9条ネット」の不明さだ。「9条ネット」は全国比例区の候補者がほとんど集まらない段階で既に記者会見を一度開いている。その時、新社会党の代表である栗原さんという人が候補者の一人である事を発表した。それによって「9条ネット」は新社会党の隠れ政党だと日本共産党がすかさず叩いた。右翼からも「左翼の悪あがき」であると嘲笑された。これを一般の人が見たらどう思うだろう。うんざりするだろう。これでは風は起こらない。私がもっとも嫌い、困惑する状況である。この点を根本的に改めて出直さない限り私は「9条ネット」に参加する気など起こらない。何度も「9条ネット」の関係者と激論を交わした。納得が行かないまま、参加する事は出来ないといったんはきっぱり断った。ここまで頭を下げて頼んでいるのにと関係者の人たちと険悪な関係にさえなった。
 そんな私が最後に「9条ネット」への参加に踏み切ったのは、安倍首相の改憲姿勢の高まりと護憲政党の非力さである。ここでなんらかの国民運動を起こさなければ憲法9条は守れないという認識である。9条は変えさせないという強い気持ちである。だから「9条ネット」に最終的に参加することに決めたのは、私の自発的な決断である。誰からの命令もない。決断した時に、そこに「9条ネット」があったという事である。そしてその「9条ネット」を国民にアピールできる運動に自分の手で変えていくしかないと思ったのである。
   私は次の前提が崩れない限りにおいて参加する事を表明し、それが受け入れられた。すなわち一切の特定の既存政党と結びつかない選挙確認団体であって、様々な考えを持つ政党、組織、市民団体、個人などが「憲法9条を変えさせない」というただ一点で協力し合うものが「9条ネット」である。あらゆる護憲勢力に結束を呼びかけ、それを誰よりも先に実践するのが「9条ネット」である。「憲法9条を変えさせない」ということを除いて、参加する者たちの主義、主張がお互いを縛る事はない、影響を与え合うものではない。「憲法9条を守ること」の一点だけを全面的に打ち出す、それ以外の事を掲げない、議論しない。その了解で各人が参加する、こういう事である。
  この前提については一応了解された事になっている。しかし物事はそう簡単に整理はできない。不透明な部分は各人の意識の底に沈殿しているかもしれない。それよりも何よりも「9条ネット」という組織は依然弱体でバラバラである。選挙戦も各候補者が独自で闘わなければならない。組織としてのこの弱体性が今日の記者会見で露呈するおそれがある。官僚であった私からすればおよそ考えられないほどの詰めの甘さがあり、これほど重要な記者会見にもかかわらず、事前の打ち合わせも、作戦会議もまったく行なわれていない。ぶっつけ本番である。意地悪な記者の質問に対し返答に窮する事態も想定できる。返答次第では「9条ネット」は失速する恐れがある。そういう懸念を抱えながらも私はその「9条ネット」に参加した。もう前へ進むしかない。私が「9条ネット」の先頭に立って成功させる。記者会見も成功させる。その覚悟で臨むつもりだ。結果は明日のブログで報告させてもらう。
  もう一つの問題は「9条ネット」の出現が既存政党から警戒、敵視されるという事である。このうち自民、公明、民主は「9条ネット」を無視する余裕がある。しかし日本共産党、社民党という護憲を売り物にしてきた野党にとっては「9条ネット」は完全に対立する存在である。敵といってもいい。当然、これら護憲政党の支持者から批判される。その批判は「9条ネット」に参加した私、個人にも向けられる。その一方で私個人を支えてくれる保守層からも、「左翼に利用された」と私は批判される。このジレンマが私にとっての最大の課題だ。
  しかし今の私はそのジレンマさえも克服しつつある。左翼からの批判に対しては、「既存の護憲政党だけでは憲法9条は守れない。憲法9条を守る気が本当にあるのなら何故団結しないのか。だから国民が離れていくのだ。国民の心を捉えない限り憲法9条は守れない。その国民を結束させるのが9条ネットだ。自分の役割だ」と答えることにしている。右翼からの批判については、「対米従属から自立するには憲法9条を掲げて日本を守るしかない。政治的立場を超えてその思いを共有する者たちの選挙協力の場が9条ネットである。当選したら天木新党を立ち上げ、自分の考えを実行する」と答えることにしている。
   私は、自分に浴びせられるどのような個人的批判も恐れない。私のやろうとしている事は正しいからだ。一定数の熱烈な支持者が必ずいると思うからだ。その支持者たちと結束し、志を実現していく、ただそれだけだ。それが政治というものではないのか。政治に無縁な私がはじめて本気になって政治に関わっていこうとしている。その私はあなただ。あなたは私だ
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