天木直人の公式ブログ

2007/8

Month

お知らせ

豊下楢彦という国際政治学者
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豊下楢彦という国際政治学者

豊下楢彦という国際政治学者   書評のついでにもう一つ書いておく。豊下楢彦という国際政治学者がいる。私が彼を知ったのは「安保条約の成立」―吉田外交と天皇外交(岩波新書)ーを読んだ事がきっかけであった。   その著書により、昭和天皇が、新憲法の下で政治的行為を行わない象徴天皇になってからも、単独でマッカーサーと何度も会見...
米国とイスラエル
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米国とイスラエル

米国とイスラエル   久しぶりに一気に通読した。たまたま本屋で見かけて購入したジェームズ・ペトラスの手による「アメリカのイスラエルパワー」(高尾菜つこ 訳、三交社)という本である。米国とイスラエルの関係を教えてくれる文献はあまたある。しかし「アメリカの中東戦略のすべては、イスラエルの植民地拡大と覇権のために決定されてい...
外務省が公表した外交文書
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外務省が公表した外交文書

外務省が公表した外交文書  30日付で外務省が外交文書を公表した。20回目だと言う。最初に公開したのは76年だが、やはり何と言っても情報公開法(行政機関の保有する情報の公開に関する法律)が施行された2001年から、外交文書の公開が外務省にとって俄然重要な問題となった。  今日のブログはこの問題について書く。もっともその...
国会議員になりたがる理由がわかる
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国会議員になりたがる理由がわかる

国会議員になりたがる理由がわかる   これには驚いた。7月29日に当選した参議院議員がわずか3日間で7月分の給与全額を受け取っていたというのだ。29日は日曜日だから実働日は2日間だ。もっとも実働と言っても、選挙直後の国会議員にどんな実働があるというのか。横峯良夫などは娘の全英オープンに同行しキャディーをしていた。これが...
言いたい事を言ってみる
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言いたい事を言ってみる

言いたい事を言ってみる   好き勝手な事を書いている私のブログではあるが、それでも多少は知恵を絞って書いている。考えて書いている。自制して書いているのだ。   例えば、知識や根拠の裏づけもないままやたらに自分の意見や感情を書きまくるブログがある。そんなブログにはしたくないと思って書いている。自分の得た知識や情報を読者と...
テロ特措法延長問題と世論
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テロ特措法延長問題と世論

テロ特措法延長問題と世論  新内閣評価の世論調査を報ずる29日の各紙の中で、いくつかの新聞がテロ特措法延長の是非についての世論調査結果を掲載していた。たとえば朝日新聞は延長に賛成が35%に対して反対が53%、日経新聞では賛成が30%に対して反対が53%となっている。  世論調査の数字がどの程度信頼できるかという問題はあ...
テロ特措法延長問題の行方ー読者からの反応に答えたい
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テロ特措法延長問題の行方ー読者からの反応に答えたい

 テロ特措法延長問題の行方―読者からの反応に答えたい  テロ特措法延長問題については、既に繰返して述べているように、このブログでこれからも折に触れて書いていく。様々な状況の変化によりこの論点はどんどんと動いていくであろう。政局と絡んで問題の焦点も多様化して行くことすらありうる。だから最後の落としどころが決まるまで書き続...
荒畑寒村の言葉
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荒畑寒村の言葉

 荒畑寒村の言葉  よく言えば感性とか直感という事だが、悪く言えば単なる勝手な思い込みである。大学で国際政治の授業を取った時、私はなぜかもっともらしい事ばかり喋る現実主義者の高坂正尭よりも、ロシア政治思想史を教えながら保守的なことばかり喋っていた勝田吉太郎の授業を好んだ。もっとも不勉強な私は勝田の著作さえまともに読了す...
見逃される政治家の犯罪
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見逃される政治家の犯罪

 見逃される政治家の犯罪  内閣改造や政権交替の話ばかりが騒がれる陰で、昨今の政治資金規正法がらみの政治家の犯罪的醜聞が放置され続けるている。  この問題を考える時にいくつかの重要なポイントがある。 一つは、事務所費経費のごまかしで明らかなように、政治資金なるものの流用が長年にわたって公然と行われてきたことである。すで...
地に落ちたブッシュの米国
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地に落ちたブッシュの米国

 地に落ちたブッシュの米国  ブッシュ大統領が22日にカンサスシティーで行った演説が、今日(24日)の各紙に一斉に報じられている。朝日の記事が一番詳しい。原文を確認していないが朝日の要訳を見る限り相当なものだ。  「・・・ある晴れた朝、何千人もの米国人が奇襲で殺され、世界規模の戦争へと駆り立てられた。その敵は自由を嫌い...
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