26 おしらせ おしらせ 「灰色のベンチ」のKENさんに頼まれて毎週一回、若者たちへの私からのメッセージを書く事になりました。 何を書いてもいい、いつやめてもいい、という条件で2月22日より書き始めました。そこには、このブログでは決して明かす事のない私の本心を、これからの人生を歩もうとしている若者を対象に吐露しています...
312もうひとつの増税 もうひとつの増税 民主主義の下において、国家と国民の公正な関係をうらなう試金石は色々あるが、その中でも、「個人の基本的人権が公正に保障されているか」ということと、「個人の財産が国家に不当に奪われていないか」ということは、極めて重要であると私は思っている。 その観点から今日の日本の状況をみると、この二つが見事...
33誰のための国家権力か 誰のための国家権力か 日教組に会場を貸す事を断ったグランドプリンスホテル高輪が、26日記者会見をした。開催していたら約1万人の宿泊客や約2万5000人の近隣住民に迷惑をかけた、また、付近の幹線道路でも渋滞が起きた、として、判断の正しさをあらためて強調したという(27日読売新聞)。 おかしくはないか。そこ...
301 対米追従外交ですらない日本の中東外交 対米追従外交ですらない日本の中東外交 大方の日本国民にとって、中東は遠くてなじみが薄い。ましてや中東問題についての知識や関心はない。 メディアも識者も、中東を正しく理解している者は少ない。中東問題の本質を言ったり、書いたりすれば、まともな職にありつけない。 そのような現実をいいことに、外務省のでたらめな中東...
382 内部告発をする覚悟 内部告発をする覚悟 朝日新聞が、25日から27日にかけて、ミートホープの食品偽装を告発した元常務の赤羽喜六さん(72)の、告発までの心の葛藤とその後の人生の厳しさを、三回連続のシリーズ「内部告発」という形で取り上げていた。 私はこれを深いため息をもって何度も何度も繰り返して読んだ。「会社はつぶれ、かつての仲間...
20とにかく政権を交代させるしかないとにかく政権を交代させるしかない 26日の各紙は、2007年末の国の借金残高が過去最大の838兆円になったという財務省の発表を、一斉に報じている。国民一人あたり換算で656万円の借金であるという。年を追って膨らむ一方であるという。なんど同じような報道が繰り返されてきたか。 政府は本気で借金を減らそうとしていないに違...
260 映画に出てくるせりふに真実を見つける 映画に出てくるせりふに歴史の真実を見つける 26日の毎日新聞「発信箱」で、玉木研二という論説室記者が書いていた映画の中のせりふに感動した。教えてもらった。 米映画「ゴッドファーザーPART2」の中で、アル・パチーノ扮するマフィアの首領がこうつぶやいたと言うのだ。 「政府軍兵士は金で雇われているのに...
24 基本所得が保障される社会 基本所得が保障される社会 2月17日の毎日新聞の書評欄で「ベーシック・インカムー基本所得のある社会へー」(ゲッツ・W・ヴェルナー 現代書館)という本が紹介されていた。すべての個人にミニマムの所得を保障する社会の実現を訴える書であるという。 書評を書いている中村達也氏は言う。こういう主張は、決して主流的な位置...
232年金制度はなくしたほうがいいと何故誰も言いださないのか 年金制度はなくしたほうがいいと何故誰も言いださないのか 見ているがいい。もうすぐ年金を全額消費税で負担しようという議論が大手を振ってくる。年金制度を維持するためには税負担しかないからだ。あらたな税負担を行うには消費税引き上げが一番手っ取り早いからだ。おそらく早晩そういう方向に行き着くに違いない。 年金制度を維持す...
22 若者よ、その怒りを国家権力の横暴に向かわせよ 若者よ、その怒りを国家権力の横暴に向かわせよ 護憲や平和の集会に出かけていつも感じさせられる事がある。昨日参加した集まりもそうであった。それはこの種の集まりに熱心な人たちは戦争体験をした人たちが多いことだ。 そして、そのような集まりで決まって語られることは、やがて戦争体験者が亡くなり、この国に戦争を知ってい...