31 平和憲法は国民の手で守れる平和憲法は国民の手で守れる 最近目にしたいくつかの言葉から、久しぶりに憲法9条について書きたくなった。 31日の読売新聞は野坂昭如の近況を伝えている。2003年に脳梗塞で倒れた野坂は懸命にリハビリと戦っている。口述筆記で書かせた次の言葉に、人生の最後を必死で行き続けている者の迫力を感じる。野坂はいま最強の平和主...
216ガソリン国会を正しく見抜く眼力 ガソリン国会を正しく見抜く眼力 ガソリン国会について、テレビも新聞も、うんざりするほど同じような報道を繰り返している。 ガソリン価格が下がる事が、暮らしにあえぐ一般国民にとっていいことであるに決まっているではないか。 その財源減をどうやって穴埋めするかとか、地方に財源をどうまわすかなどは、そして市場の混...
330人種問題の原罪から逃れられない米国 人種問題の原罪から逃れられない米国 あれほど騒いで日本のメディアが報道したオバマ熱が、ここにきて急に冷めてしまった。それは決してヒラリー、オバマの混戦に決着がつかないからではない。 誹謗合戦の選挙運動の中で、米国の有する原罪が表面化してきたからだ。人種差別問題に踏み込まざるを得なかったオバマ氏に対し、オバマで...
308イスラエルに急接近する中国 イスラエルに急接近する中国 読売新聞が連載している「中国疾走」の29日の記事のなかに、注目すべき記述を見つけた。イスラエルに急接近する中国の姿が、そこに描かれている。 このところ中国のイスラエルからの武器購入が増えているという。いまや中国はイスラエルにとってロシアについで第二の武器輸出国であるという。 そ...
28 前原誠司氏よ、こんな事を産経新聞に書かせる隙を見せてはいけない 前原誠司氏よ、こんな事を産経新聞に書かせる隙を見せてはいけない 産経新聞はよほど民主党が政権を取る事に反対らしい。よほど小沢一郎が嫌いらしい。だから、民主党を分断させるような、次の如き記事をあえて書いて見せるのだ。 26日の産経新聞「政論探求」というコラムで、客員編集委員の花岡信昭氏が、次のように前原誠司副...
マケイン大統領候補まで核軍縮を提唱し始めた マケイン大統領候補まで核軍縮を提唱し始めた。 17日のブログ「考えられない事が起きる時代に突入する予感」の中で、私は米国の重鎮が、次つぎと核兵器撤廃を言い始めた事を書いた。 28日の朝日新聞は、マケイン大統領候補までもが、「世界中の核兵器を削減する作業を、我々から始めなければ」と、核軍縮を提唱したという。2...
228 ガソリン税騒ぎのニュースの洪水のなかで、隠れた注目すべきニュースもある ガソリン税騒ぎのニュースの洪水のなかで、隠れた注目すべきニュースもある いつも思うことなのだが、一つのニュースにすべてのメディアが集中する。テロ給油の時はそればかり。守屋疑惑の時はそればかり。大連立騒動の時はそればかり。チベット暴動が起こればそればかり。ここ数日間はガソリン税の帰趨のニュースばかりが続くだろう...
26 超党派「ビビンバの会」とは笑止千万だ 超党派「ビビンバの会」とは笑止千万だ 27日の産経新聞で「超党派ビビンバの会」が始動したという記事を読んで驚いた。同時に失笑を禁じえなかった。 自民党の加藤紘一が民主党の仙石由人らと超党派勉強会「ビビンバの会」を発足させたという。なんでも2月に加藤と訪韓したメンバーが中心だという。自民党山崎拓、民主党枝野幸...
265 目にあまる主権放棄だ。 目にあまる主権放棄だ ここまで主権を奪われて、政治家も、官僚も、メディアも、愛国主義者も、誰一人として本気で立ち上がろうとしない。これでは国民は浮かばれない。 横須賀で起きたタクシー運転手刺殺事件は、これまでの報道を見る限り誰が見ても米脱走兵の仕業だ。ところが、いまだに日本の警察の捜査が進展していない。情報...
25 姿が見えない外務省 姿が見えない外務省 ここ当分の間、防衛省や国交省や厚生労働省などが引き起こした問題がマスコミに騒がれ、その影に隠れて外務省の仕事振りが注目されることはなかったが、実は外交不在の状況は深刻だ。 26日の毎日新聞と東京新聞の記事がそれを教えてくれた。 毎日新聞は、国内政治で苦境に立つ福田首相が、実は得意の外...