天木直人の公式ブログ

 メディアに対して能動的に取り組んで欲しい

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 1月27日の日刊ゲンダイに、メディア論に関する興味深い記事を二つ見つけたので紹介したい。
 一つはオバマ大統領報道の正体についてである。日本人のオバマ支持率はライフネット生命保険の調査では89.7%だったという。これは米CNNが発表した米国人のオバマ支持率84.0%を上回るものだ。しかし、本当に盛り上がっているのかといえばそうではなかった、という。
 就任式に関する視聴率は、民放各局のいずれもが普段のニュース番組の視聴率に比べて微増した程度だったという。いずれも視聴率は5-6%という。一番高かったのがNHKの「おはよう日本」のニュースであるが、それも13.7%と2-3ポイントアップした程度。オバマ、オバマと騒いでいるのはテレビだけ、ということだ。
 もう一つの記事は書評欄に取り上げられていた「オルタナティブ・メディア(既存メディアに代わるもう一つのメディア)」(大月書店)という本についてである。
 本当の事を書かない大新聞やテレビに頼り切る事はやめて、自分たちでメディアをつくろう。そんな欧米社会の様々な取り組みを紹介した英国人ジャーナリスト、ミッチ・ウオルツの著書の翻訳版である。「自分自身の手で情報発信をはじめ、豊かなメディア社会をつくりだそう」と呼びかける一冊だという。
 この二つの記事が教えてくれるものは何か。それは我々は日々流されるニュースを受身になって信じるなという事だ。ニュースの裏に隠されている真実を自分の目で確かめ、自分の頭で考える必要があるということだ。
 新しいメディアをつくるのは理想ではあるけれど、そこまでいかなくてもニュースを少しばかり注意して読んで見る、少しばかり考えて読んでみる、そういう能動的な態度を心がければ随分違ってくる。
 私がブログで書き続けてきた事は、まさにその事である。私は自分の意見を押しつけない。読者がどのような意見を持とうが勝ってだ。しかし間違った情報に惑わされて、間違った判断をする事は避けたほうがよい。馬鹿を見るだけだ。
 そういう事に気づいただけで、すでに立派なメディア批評家になれる。一人でも多くの国民がそうなれば世の中は間違いなく良くなる。
 
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