天木直人の公式ブログ

こういう人と世直しをしてみたい、 他

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税金と予算は等しく国民のものである 
 麻生自公政権が4月10日、15兆円を超える財政支出をともなう2009年度補正予算を決定した。
 これは、これまでの最大だった小渕政権時の緊急経済対策(7.6兆円)のほぼ二倍であるという。先に成立した2009年度予算と合わせた一般会計予算額は、単年度で史上
はじめて100兆円を突破するという(4月10日読売)。当然のことながら、「国債の追加発行も過去最大級となる見通しで、財政規律は崩壊寸前」(4月10日朝日新聞)だ。
 痛みを国民に押し付けて突き進んだ5年半の小泉財政再建はいったい何だったのか。 あれほど国民に痛みを押しつけて強行した財政再建は、債務を膨らせたまま、米国発の金融危機によって更なる債務超過を招いただけだった。
 不況脱出が最優先だ、という。結構じゃないか。だけどその金はどこから来ている。その金を召し上げるこの国の税制は誰が決めている。財務官僚のいうままになり下がっている自民党政治家だろう。大企業への利益誘導に傾斜して見返りに献金を受けている自民党だろう。
いうまでもなく税(歳入)と予算支出(歳出)は表裏一体である。我々はあまりにも税制の決定権から遠ざけられてきた。われわれはあまりにも予算の適正な支出に対して無力なままに放置されてきた。
今度こそ政権交代を実現し、国民は税と予算を自らの手に取り戻さなければならない。
  北朝鮮の後はパキスタン支援で米国に振り回される事になる 
 私は4月8日のメルマガで対北朝鮮国連安保理決議の交渉は上手くいかないだろうと書いた。米国と日本との間で、対北朝鮮政策が根本的に異なるからだ。
案の定日本は米国に引導を渡されて引き下がらざるを得なくなった。それを素直に認めればいいものを、「決議にこだわって、その内容が緩くては意味がない」(麻生首相)と取りつくろい、安保理決議から議長声明に譲歩せざるを得なくなったことを誤魔化そうとしている。
 どこまで米国の言いなりになるのか。いつになったら自主、自立した外交を手にする事ができるのか。今度はパキスタン支援だ。4月11日の新聞にパキスタンをめぐる二つの対照的な記事があった。一つはパキスタンに対して1000億円の援助を行なうという日経新聞の記事である。
 政府・外務省は世銀との共催で4月17日に対パキスタン援助を東京で開催するという。その際に必要資金40億ドルの4分の一にあたる1000億円の支援を表明するという。この事を政府・外務省はあたかも日本の国際貢献であるかのよう宣伝する。メディアもその片棒を担いで大きく報道する。しかしこれはパキスタン国民のために支援では決してない。オバマ大統領の対テロ戦争の拠点となるパキスタンの政情を安定させる為の支援だ。対米テロ戦争支援である。
 それよりも何よりも、そもそも今のパキスタンが援助を受け入れられる状態であるというのか。11日の毎日新聞はパキスタンの平和がいま危機に瀕していると報じている。
パキスタン政府と武装勢力が2月に合意した和平合意が、米国の圧力で棚上げにされたままだという。このまま推移すれば反政府勢力が結束し、ザルダリ政権を攻撃するという。「近い将来、パキスタンの首都が戦場化するおそれがある」とまで毎日新聞は書いているのだ。
 援助の大前提は和平の実現である。パキスタンもまず和平の実現こそ先決である。和平が実現さえすれば、日本は他のどの国よりも立派な援助ができる。パキスタンの国民が真に喜ぶ援助ができる。その事を一番良く知っているのは外務省のはずだ。
対米従属が日本の外交のよさを損ねている。 
 大騒ぎする一方で本当の事を伝えない最近の報道
 大騒ぎする割には本当の事を伝えない。伝えても政府側に不利になる事は小さく報道する。目立たない形でごまかそうとする。この傾向が最近の報道にとくに目立つような気がする。その例を、北朝鮮非難決議をめぐる一連の報道で検証してみる。
 麻生首相はタイでの温家宝中国首相との会談の後で、「大変お待たせして申し訳ない。北朝鮮ミサイルの話で中国側と長い話になったもんですから」(4月12日毎日新聞)、と勿体をつけて記者会見に臨んだという。
 その上で、「日本としては(強制力のある安保理)決議が望ましいが、強い内容が確保され、国際社会が一致して迅速にメッセージが出せるのであれば形式に固執する必要はない」と記者団に明言した(4月12日朝日)、という。この事を4月12日の産経新聞などは一面でとりあげ、「名」捨て「実」 首相粘る、という見出しで持ち上げている。
 しかしこれには二つの大きなウソがある。ウソというのが言い過ぎならごまかし、誤誘導の作為がある。
 議長声明への妥協を麻生首相が決めたのは、温家宝首相を説得した(粘った)にもかかわらず、成功しなかったからではない。その前にすでに米国が「効果のない決議より、中身のある議長声明を目指す方針に転換」(4月12日東京)し、日本側にこれ以上安保理決議に固執するなと引導を渡していたからだ。温家宝首相との会談は、麻生首相が温家宝首相に強く迫ったというアリバイを作ってみせただけなのだ。
 より深刻なウソは「拘束力のない議長声明を受け入れた見返りに、日本側の主張する厳しい内容が受け入れられることになった」と言わんばかりの報道ぶりである。ところがどのような議長声明案がニューヨークの国連代表者間で話し合われているかの報道はない。
 そう思って探してみたらいくつかの小さな記事が目にとまった。その一つは、「米国にはしごを外され・・・決議断念に追い込まれた上、議長声明も甘い中身になれば、世論の批判を浴びかねない・・・」、という4月12日東京新聞の記事である。もう一つは「議長声明案は米国と中国がとりまとめを主導し、既に英仏ロも大筋同意した、という日経新聞の記事である。極めつけはその日経新聞が報じている「調整中の議長声明案」という小さな囲み記事である。現在安保理メンバー間で協議されている議長声明案は米中が主導して作成されたもので、その中には「ミサイルを発射した」という表現がどこにも使われていないという。
 我々は、北朝鮮非難に関する議長声明がどのような内容のものに終わるのか、注目しなければならない。日本のメディアがこれをどう報道するかを厳しく監視する必要がある。 「外交の麻生」の正体が明らかになるのはもうすぐだ。
 週刊現代誌上で「日米同盟の正体」を語った外務省幹部OB
 きょう(4月13日)発売の週刊現代4月25日号を見て私は本当に驚いた。元外務省国際情報局長の孫崎享氏が、北朝鮮への非難決議を巡って日本が孤立している本当の原因は、米国の裏切りにあると喝破しているのだ。米国は、日本を重視する振りをしながら、その実は対中国重視政策にある、対北朝鮮融和政策にある、と述べているのだ。
 それはもはや誰の目にも明らかだ。そのような指摘はすでに多く見られる。しかし、日本を代表するインテリジェンスの専門家(外務省国際情報局長)であり、ついこの間(3月31日)まで防衛大学校教授をつとめていた安保政策の第一人者である孫崎氏が、そう指摘するのである。その言葉の重みが違う。世間に与える衝撃度が違う
 私は3月23日のメルマガ第113号で、孫崎氏が上梓した「日米同盟の正体」(講談社現代新書)を読んで、それが驚愕の書であると紹介した。なぜなら、その書が日米同盟の欺瞞を指摘し、対米従属一辺倒の政府、外務省の外交では国益を損なうと、批判をしているからだ。
 それにもかかわらず、いや、だからこそ、この衝撃の書が、メディアから完全に無視されてきた。その異常さを私は3月31日のメルマガ第123号で書いた。そして今回の孫崎氏の週刊現代誌上での日本孤立発言である。
孫崎氏はこれで完全に外務省から決別した。外務省は孫崎氏を完全に敵と見なす事になる。裏切り者呼ばわりする事になる。
4月12日の東京新聞に石原慎太郎に請われて日本オリンピック委員会理事に就任した野上義二元外務次官の記事があった。野上義二は孫崎享と同期だ。先のWBCの際に米国までのこのこ出かけて観戦していたプロ野球コミッショナーの加藤良三前駐米大使は、孫崎享の一年先輩だ。
 日本外交がここまで危機に瀕している時に、外交について憂うことなく、優雅な天下りをむさぼっている二人の外務官僚OB。彼らと比べ、孫崎氏の覚悟に私はすがすがしさを覚える。彼の警告こそ国民は耳を傾けるべきだ。
こういう人と世直しをしてみたい
 送られてきたアジア記者クラブ通信の4月5日号に、3月13日に行なわれた土肥信雄都立三鷹高校校長の講演録が載っていた。
 私は土肥校長とはもちろん一面識もない。彼の人柄などは何も知らない。知っている事といえばメディアで報じられる土肥校長の言動ぐらいである。
 校長になるような人や、校長になれる人は、教育委員会に従順なものと相場が決まっている。しかしこの土肥校長は違う。教師の自由を奪うような通達を出してはいけない、と、東京都教育委員会を正面から批判した。そのせいもあってか、定年後の再就職として非常勤教員に応募したが、採用されなかった。そんな理不尽な教育委員会に泣き寝入りすることなく、土肥校長は不合格取り消しと損害賠償を求める訴訟を起すという。
 私が土肥校長に対して持つイメージは、報じられるそのような反骨漢という程度であった。
 しかし講演録の中の土肥校長の言葉の数々が、私を強くひきつけた。大学紛争のさなかに東大生であった土肥氏は悩む。人間は平等でなければならないと思い、マルクスや社会主義にひかれたが、権力の象徴である東大をやめる勇気はなかった。酒乱で暴力を振るう父親を見て暴力否定主義者になった土肥校長は、角材とかヘルメットを持つ事はできなかった。大学を出た後は一流商社に就職して利潤追求の尖兵となった。
これらの悔恨の思いが、今日の教育委員会との闘いにおいて絶対に譲れないと頑張る背景であるという。
 商社で輸入肉をやっている時に談合をやれと頼まれる。「死ぬか生きるかの時は法律違反も止むを得ないかもしれない。しかし、大企業が談合なんてやるな」、そう言ったら一笑に付された。その時、この会社では将来はないだろうと思ってやめる決断をする。給料も
社会的な体裁もすごくよかったけれど、そういうものはすべて放棄した。
 そして、次の人生で何を求めたかというと、利潤を追求しないこと、言論の自由だけは大切にしよう、子供に未来を託そう、そう思って教員を選んだという。
 土肥さんは左翼イデオロギストではない。しかし人間は平等に扱われなければならないと考える。言論の自由を奪うものを憎み、誰よりも暴力を否定する。何よりも、土肥さんは平和主義者だ。彼が最後の卒業式で生徒たちに話した事は、基本的人権の尊重と平和主義であるという。戦争は人の心の中で生まれるものであるから、心の中に平和の砦を
築かなければならない、という。教えた子供たちが将来、他人の事を考える社会的リーダーになったら、それが校長として自分がやった最も価値ある仕事だ、と言い切る。(生徒へのメッセージはと問われ)平和な社会をつくってほしい。平和だけが日本が誇れることだ、と答える。
 極めつけは、日の丸、君が代問題についての都教育委員会の職務命令に従い、不起立の先生を処分した事である。その事について、土肥さんは左翼主義者から激しく批判されることになる。その時の土肥さんの態度に、私は土肥さんの真骨頂を見る。
 法令は遵守しなければならない。戦うべき相手は間違った法令を平気でつくり、押しつけてくるような教育委員会だ。教育委員会こそ倒すべき敵である、と土肥さんは言いきってその教育委員会と闘う決意をしたのだ。
 土肥さんは、私の言う「強者」である。世直しは強者が本気になって弱者を束ねて闘わなくては難しい。強者が権力者の悪と闘ってはじめて世直しの可能性が出てくる。これが私の持論である。土肥さんと私は世直しをしてみたい。
読者の皆様へ
 小沢事件の本質をめぐって、ベンジャミンフルフォードと忌憚なき対談をしました。それの画像が以下の通りマグマグから発売されています。
 この企画はマグマグの営業行為に私とベンジャミンフルフォードが乗ったものです。購入に値するものになったかどうかは自信がありません。
 ベンジャミンフルフォードは私の親しい友人ですが、彼と私の考えは同じではありません。私は彼ほど闇の情報に通じていません。それゆえに彼の闇の情報についても私はそれを全面的に信用しているわけではありません。しかし彼の言う事には共感できるところも大いにあります。何よりもベンジャミンフルフォードは気の置けない私の友人であり、それゆえに彼を前にして私は言いたい事を思う存分言うことができました。
 私はこの対談の中で、私の見る小沢問題の本質を言いたい放題語っています。ベンジャミンフルフォードとの話のずれが滑稽なぐらいです。
 私は今回のベンジャミンフルフォードとの対談をきっかけに、一つのアイデアを思いつきました。その私のアイデアの実現に向けてマグマグ社と交渉を始めました。
 それはどういう事かというと、私のメルマガの読者から私との対談を希望する人物を人気投票で選び、その人物との対談を次々と行なうということです。そしてそれを私のメルマガの購読者に無料で提供するのです。
 つまり月額500円の私のメルマガのコンテンツを追加する事によって読者を増やすとともに、私のメルマガをほかに類のないユニークで魅力的なメルマガとるのです。いわば読者とともに新しいメディアを作る、しかもそれは活字だけではなく、映像と生の声によるメディアという事です。
 この考えはどうでしょうか。読者の皆さんにとっては金銭的負担の追加なしで私と、読者の希望する著名人とのインタビューが見られるわけです。まだメルマガを購読されていない方はこの機会に是非購読してください。
 読者の皆さん。是非この考えに賛同してください。その事がマグマグを動かし、この夢企画の実現に一歩近づくことになると思います。
 そのためにはベンジャミンと私との小沢問題に関する対談(放談? 漫談?)を、興味ある方はこの際購入して見てください。
 繰り返して言いますが、これは決して購入をお願いしているわけではありません。
今回の対談は面白いとは思いますが、購入する価値があるかはわかりません。
 しかし新しい企画はこのようにして対談相手を代えて次々と行ない、それを読者にメルマガの一部として配信する事であります。対談相手は読者の皆さんが決めるのです。もちろんマグマグの依頼に対し相手が「天木との対談なんかは死んでもいやだ」、と断ってくる場合がほとんどかもしれません。それでも始めてみる価値はある。そう思っています。因みに次ぎはこれも私の懇意にしている副島隆彦氏との対談を考えています。
 ごらんになった方は今後の改善の為に意見をお寄せください。服装が良くないとか、話す態度が悪いとか、話すテーマが悪いとか、なんでも意見をお寄せください。
 ただし顔が悪いというコメントには、どうにも対応できませんので、この点あらかじめご了承ください。
◎小沢事件をどう見るか~民主党政権交代の行方
http://www.mag2market.com/file/1730
《サンプル動画》⇒ http://www.mag2market.com/sample/s1730.wmv
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