天木直人の公式ブログ

 民主党政権になって私のブログ・メルマガは終わるのか、という問いに答える

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  ブログの読者の一人からこういうメールをもらった。
  かつてあなたは小泉政治が終わればブログやメルマガを書くことを止めると書いていた。民主党政権の誕生ということは小泉政治が否定されたということではないか。そうであればもうブログやメルマガを止めるのか。民主党政権になっても監視、批判すべき政策は残る。引き続き権力批判を止めないでいただきたい、と。
 確かに私は小泉政治が終われば私のブログの役割も終わると書いたことがある。
 より正確に言えば、小泉氏が政治の世界から姿を消せば、小泉政治を批判するエネルギーが失せてしまうから、もはや書き続ける気力がなくなるという意味であった。
 それほど私は小泉政治を強く否定していた。
 そこには私が嫌うすべてがあった。
 彼の対米追従はその最大のものであったが、それだけではない。
 無知、不勉強、私欲の充足、こころざしのなさ、卑猥さ、狡猾な世渡り、護憲も保守も否定する哲学のなさ・・・
 私には彼の考えていることが手のとるように見えた。
 よくこんな男が日本の総理にとどまっていられるものだ、という強烈な反発心が、こころざし半ばで外交官を追放されたことへの怒りとあいまって、私の反骨人生を支え続けた。
 その小泉氏が去り、小泉に殺された自民党(ニューズウィーク日本語版9月2日号)が政権を手放して二度と政権に戻れなくなってしまった。
 確かに私を支えていた一つの大きなものが忽然となくなった。
 おまけに民主党政権は自民党政権とは違う。政官財の癒着と言うこの国の悪弊をなくそうとしている。国民の意見に耳を傾ける事が運命づけられている。
 その意味で民主党政権を監視し、その誤りを批判するのはもはや私一人の仕事ではない。すべての国民の共同責任である。
 そうであれば今度は国民の覚醒がもっとも重要になってくる。国民が覚醒しなければ民主党政権を正しく導いていくことはできない。
 読者である国民が正しい考えを持ち、正しく権力を監視していくように、これからのブログ、メルマガの役割は形を変えて残っていく。
 そう思って今しばらく書き続ける。民主党政権の落ち着く先を見届けるまで。
 それは自公政権を批判するだけのこれまでの単純なブログやメルマガより、はるかに難しく、退屈な作業に違いない。
 しかし、小泉政治の残した負の遺産の本当の清算は、いままさに始まるのだ、と自分に言い聞かせれば、エネルギーもまた湧いてくる。
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