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鈴木宗男外務委員長を応援する

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 刑事被告人を外務委員長に就けた鳩山民主党をどう思うか。そういう質問がいくつか私のところへよせられていた。
 そのうち書こうと思っていたのだが、今日9月28日の毎日新聞で山田孝男専門編集委員が「風知草」で徹底的にそれを批判していたので、たまりかねて書くことにした。
 彼は言う。
 18日の特別国会で民主党が自民、公明、共産3野党の反対を数の力で押し切って刑事被告人である鈴木宗男氏を外務委員長にした。
 このてんまつを新聞各紙が賛否両論にわかれて小さく取り上げていたことを見て、司法の威信低下を思わざるをえないと。
 こんな間違った人事をやるような鳩山民主党は言語道断だ、といわんばかりだ。
 ちなみにこの山田孝男という毎日新聞の専門編集委員は、あの小沢一郎の西松建設問題の時も、徹底的に小沢批判を繰り返していた人物だ。
 刑事被告人を公職につけてはいけないという意見はたしかに筋論としては正しい。
 しかしその筋論を上回る国家権力の作為があった。どちらが巨悪か。
 小沢一郎氏の西松建設問題についてはともかくとして、少なくとも鈴木宗男氏の場合は、私のかつての同僚である外務官僚たちの卑劣な鈴木追い落としがあった。
 外交族として権勢をふるっていた時の鈴木宗男氏には外務官僚を恫喝して事を運ぶ好ましくない言動をしていた事がたしかにあった。
 それを上回ったのが外務官僚のずる賢さであった。
 外務官僚に利用されて田中真紀子を追放した鈴木宗男氏は、その後に、手のひらを返すように外務官僚に裏切られ、追い落とされた。
 組織防衛、自己保身に走るこのような外務省は日本外交を独占し、歪めて来た。
 試練を経て鈴木宗男氏は生まれ変わった。今の鈴木宗男氏はかつての鈴木宗男氏ではない。
 外務委員長に返り咲いて、腐りきった外務省組織にメスを入れようとする鈴木宗男氏は、私怨を晴らす事も否定はしないが、それをはるかに上回る公噴によって、国民のための外務省組織改革に貢献するに違いない。
 私はそれを期待する。鈴木宗男外務委員長就任を歓迎する。
 それはあたかも金銭疑惑の小沢一郎氏に、それでも政権交代のために頑張ってもらいたいと多くの国民が小沢一郎の率いる民主党を選んだのと同じ思いである。
 巨悪を退治するためには毒をもって事をなすということだ。
 ジャーナリストは国民目線を見失ってはいけない。
 小沢一郎、鈴木宗男氏を悪しざまに言う山田専門編集委員を、私がジャーナリストとして評価しない理由がそこにある。
 「天木直人のメールマガジン」では次のテーマで鳩山外交の問題点に切り込んでいます。
  「非核三原則堅持と普天間基地県外移転ー米国で発した鳩山首相の言葉の重み」
  「岡田外相に読んでもらいたい週刊金曜日の核持ち込みスクープ記事」
 
 
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