天木直人の公式ブログ

 歴史的所信表明演説を行った鳩山首相に対する公開質問状

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  拝啓
  鳩山首相
 歴史的な所信表明演説を聞いて私は感動をおぼえた国民の一人です。
 私は、歴代の日本の総理の所信表明演説を、すべて詳しく読み比べたわけでは勿論ありませんが、これほど自分の言葉で、国民や人間や弱者の事に思いを寄せた首相はかつていなかったに違いないと思います。
 友愛が政治の原点だと言い、自殺した息子を哀しむおばあさんの手の感触を忘れないと言い、身体障害者を雇用する工場を訪れて、「人は他人のために存在する」と感動する、そのような言葉を所信表明演説で熱く語った首相は鳩山首相がはじめてだと思います。
 私はそれらの言葉を額面通りに受け止めたいと思います。鳩山首相は本心でそういう政治を目指していると信じます。だからこそ私は鳩山首相の所信表明演説を評価するのです。
 そうでれあればこそ、私は鳩山首相にどうしても聞かなければならない事があります。
 それは鳩山首相は米国の戦争とどう向かい合っていくつもりかということです。
 パレスチナ人をここまで弾圧し続けるイスラエルとそれを支持し続ける米国をどう思いますか。
 
 巨大な監獄と言われるほど自由と人権と命を奪われ続けるガザの住民の事をしっていますか。
 その弾圧に抵抗する者をテロと切り捨て、テロを軍事的に排除する事をすべてに優先すると公言する米国と軍事同盟関係を維持、強化していく事が、どうして友愛精神に沿うものでしょうか。
 ドフトエフスキーの言葉を借りるとすれば、無垢の少女が流す涙ひとつさえ防ぐことのできない政治や外交が、どうして今回の所信表明演説を流れる弱者と人間性と命とくらしを大切にする政治なのか。
 私の鳩山政権に対する評価は最後はこの一点で決まる事になります。
 鳩山首相の所信表明演説を聞いて感動した一国民の期待を裏切ることなく、所信表明演説に忠実な政治決断をされることを心から期待します。
                                             敬具
  
                        ────
    天木直人のメールマガジン 2009年10月27日発行 第421号
  バックナンバー: http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/75/P0007564.html
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