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小沢一郎は民主党を割って究極の政界再編をめざせ

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 毎日の新聞を見るのがつらい。こんな事は私の人生にはこれまでなかったことだ。
 自民党と外務官僚の合作による対米従属政策の誤りを正面から批判する私は、政権交代を夢見て、それを唱えてきた。
 それが出来る唯一の野党であった民主党を応援し、民主党が政権交代を果たした事を素直に喜んだ。
 しかしその民主党の鳩山首相が、政権発足時から対米外交に失敗し、普天間基地の迷走の果てに沖縄を切り捨てて対米従属に回帰した。
 その後を継いだ菅直人は、すべての責任を鳩山・小沢政権に押しつけ、鳩山首相の愚は繰り返さないぞとばかり外務官僚と一緒になって猛烈な勢いで対米従属に傾斜しつつある。
 岡田外相や北沢防衛相を留任させ、沖縄の合意がなくとも日米合意は進める、と平然と言い放つようになった。
 8日の閣議で、在沖縄米海兵隊は「抑止力の重要な一つとして機能している」とする政府答弁書を決定した。
 そればかりではない。官僚は大馬鹿であると言っていた菅直人は、首相になったとたん、官僚こそプロフェッショナルだと持ち上げる。
 郵政改革見直しを先送りし、消費税増税と法人税減税を公然と唱え出した。
 これでは対米従属、新自由主義の小泉政権と変わらない。
 いや市民派の仮面を被っただけ、性悪だ。
 その菅直人民主党政権が、「悪役」の小沢外しにまんまと成功して支持率をあげた。
 その一方で無能な自民党や大義なき新党乱立が、ますます菅直人民主党政権の支持率を上げている。参院選での菅民主党勝利を確実なものにしつつある。
 これでは対米従属の新自由主義社会が日本を覆うことになる。
 なんとかならないものだろうか。策はないのか。
 ある。それは米国と外務官僚の合作による対米従属から日本を解放し、消費税増税に象徴される米国流新自由主義から決別する、その事を対立軸にした究極の政界再編を行なうことである。
 それができる男はただ一人、小沢一郎だ。
 「悪役」小沢一郎が動き出せばメディアも世論も批判するに違いない。もう終わりだ、潔く引き下がれ、の大合唱だ。
 政局にうんざりした国民もまた、そんな小沢の動きを歓迎はしない。
 しかし「悪役」小沢が復活を許される唯一の道がある。
 それは、小沢一郎が民主党を割って新党をつくり、福島社民党や亀井・田中康夫国民新党らと統一戦線を組んで、菅直人新自由主義民主党との対立軸を鮮明に打ち出し、国民の前で対決することだ。鈴木宗男の新党大地はもちろんはせ参じる。
 キーワードは沖縄県民の側に立つということである。
 キーワードは日米同盟にかわるアジア集団安全保障による自主防衛である。
 その理論的支柱は、私が6月21日に発売予定の「さらば日米同盟」(講談社)で提唱している。
 すなわち、憲法9条外交、アジア集団安全保障、専守防衛の自衛隊という三位一体の安全保障政策である。
 これこそが日本を不幸にしてきた日米同盟の呪縛から日本を解放する最強の政策である。右も左もない。
 この統一戦線に小沢一郎は一兵卒として最後の政治生命を賭けるのだ。
 鳩山由紀夫は、抑止力の重要性を知ったから沖縄住民に基地は必要だと言った。
 小沢は、憲法9条の重要性を知ったから、日米同盟の誤りに気づいた、と言えばいいのだ。
 平和を唱えるほど強いものはない。
 沖縄のため、平和のために対米従属、新自由主義の菅直人民主党政権と戦うと堂々と国民の前で宣言すればいい。
 日本共産党も公明党も、平和を唱えて脱日米同盟を唱えることに反対は出来ない。
 他の政党からも共鳴者は集まってくる。
 平和を望む国民は、沖縄の苦しみを分かち合う国民は、そして消費税増税に反対する
国民は、なだれを打って小沢が掲げる統一戦線に参加するだろう。
 仙谷や枝野や前原や玄葉などが主導する菅直人新自由主義民主党は、たちどころに少数政党に変わり果てる。
            
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