天木直人の公式ブログ

菅民主党政権のひきこもり外交とそれを批判できないメディアの自滅

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 目の前に繰り広げられている尖閣諸島をめぐる日中外交は、大げさにいえば
戦後の日本外交史上に残る最大の汚点となるだろう。
 中国漁船衝突事件が起きた時に日本の海上保安庁がとった行動は何の非もない。
 先手を打って抗議するのは日本だった。
 しかし中国に先手を打たれ、その後は中国の一方的な外交攻勢が続く。
 日本外交の不在がそれに拍車をかける。
 中国がどのように強硬な外交姿勢を繰り返そうとそれを非難するのはお門違いだ。
 中国は自らの国益を主張する当然の外交をしているだけだ。
 問題は日本側が一切の外交を放棄していることである。
 これは「冷静に対応する」と言う名の「引きこもり外交」だ。
 今の日中関係は、外交でどんなに強く出てもそれが決定的な軍事対決に発展する
事はない。なぜならば日中両国は「互恵的戦略関係」にあるからだ。それを日中
両政府が謳っている。
 だからこそ中国は強く出ているのだ。それが外交というものだ。
 日本も強く出る必要がある。この外交ゲームに参加することなく引きこもって
いては国益を失う。
 国益を失うということは、なにも感情的な屈辱感を味わうという事だけではない。
 日本のほうがはるかに理のある領土問題に関する紛争に負けるということだ。
 中国の一方的な言動を許しているうちに、どんどんと既成事実が積み上げられるいくことになる。領土問題に関する我が国の立場が弱くなっていく。気がついたら領土権を失ってしまう、ということだ。
 これほど明白な我が国の外交不在にもかかわらず、メディアは菅民主党政権の対中外交を批判しない、出来ない。
 中国撃つべしという産経新聞が、菅民主党の腰砕け外交を批判しない。
 中国との関係を重視する朝日が、日中関係をここまで悪化させてる菅民主党政権の対中政策に何も言わない。
 それは小沢叩きばかりをしてきたメディアが政策を語る事を放棄してしまったからだ。
 小沢の復活を阻止する事を優先するあまり、駄目な菅民主党政権でも叩けないからだ。
 日本の政治報道は、民主党の代表選が終わったとたんつまらなくなった。やがて視聴者から見放されるだろう。
                                天木
 日本の政治報道に不満を感じる読者は、テレビや大手新聞の報道を相手にせず、
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