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なぜ野田首相は朝霞の公務員住宅建設にこだわるのか

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 いま朝霞の公務員住宅建設が問題となっている。
 野田首相が財務相の時、予算をつけて建設を認めた。
 しかし、どう考えても国民感情は許さない。
 ただでさえ国民生活は苦しい。
 夜中まで働かされてもその日暮らしの国民が急増している。
 その上、野田首相は増税をやると国民に宣言している。
 役所仕事に安住している恵まれた公務員だけが、百億円を超える
税金を使って新しい公務員住宅にただ同然の家賃で入る厚遇を、
どうして国民は許すことができるだろうか。
 だから野党はどの党も、先の臨時国会でこの問題を厳しく
追及した。
 それでも政府はこの公務員住宅建設に固執する。
 どう考えても不自然だ。
 私が首相ならそれを廃止して国民の喝采を受けるほうを選ぶ。
 なぜ朝霞の公務員住宅建設に政府はこだわるのか。
 その答えを安住財務大臣が9月29日の参院予算委員で繰り返した。
 朝霞の公務員住宅は自衛隊の隊員が住むためにつくったものだ。
 高級官僚のためではない、
 だから国民のご理解も得やすいだろう、と。
 そういうことだったのか。
 それはそれで大問題である。
 自衛隊はもはや家族を入れれば100万人ほどの大組織だ。
 自衛隊票だけでも国会議員を何人か送り込める。
 自衛隊員とその家族のために旅行、保険、保育、i医療など様々
なサービスを提供する会社や互助組織があるほどだ。
 天下り先も日本の軍需産業関連会社に多く持っている。
 その上に専用の公務員住宅を建設する。
 なぜこんなに自衛隊が優遇されるのか。
 それは一つの政治勢力であるからだ。
 安住財務相の軽率な発言で野田首相も再考を迫られるに違いない。
 ご尊父が自衛隊出身だというのが野田首相の売りだ。
 痛い腹を探られないためにも朝霞の自衛隊員のための公務員住宅
建設は見直さざるを得ないのではないか。
 それを強行して予定通り建設をするならば、野田首相はよほどの
厚顔ということになる。
                         了
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