天木直人の公式ブログ

野田首相の「訪朝打診」を断っていた小泉元首相 

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 いまでも小泉ウオッチャーである私にとってはこの上ない興味深い
ニュースを見つけた。
 あの小泉元首相が、昨年12月に死去した北朝鮮の金正日総書記
の弔問外交を野田政権から二度にわたり打診されていたというのだ。
 そしてそれを小泉元首相が断り続けたというのだ。
 4月1日の日刊スポーツが、関係者の証言でそのことが3月31日に
わかったとスクープ報道していた。
 エイプリルフールの冗談と思わせるような記事だ。
 なぜならばこの貴重なニュースをどの大手新聞も後追い報道しない
からだ。
 どの週刊誌や雑誌も検証記事を書かないからだ。
 しかしスポーツ紙と言えどもウソは書かないだろう。
 ウソであれば小泉元首相や野田首相は訂正記事を求めるだろう。
 だからこれは事実なのだ。
 私は金正日総書記が急逝した昨年の12月のメルマガで野田首相は
頭を下げて小泉元首相に弔問外交を頼み込めと助言した。
 その私のメッセージを聞き入れたのかどうはわからないがその通り
の事を行った。
 私はこの判断を高く評価したい。
 日刊スポーツは小泉元首相に頼み込まざるを得ないほど民主党政権
は北朝鮮とのパイプ役がいないと批判的に書いているが、それは違う。
 いま弔問外交ができるふさわしい人物は小泉元首相をおいて他に
いない。
 そして私は書いた。
 小泉元首相が本物の政治家なら、そしてあの訪朝の時の北朝鮮との
国交回復を小泉首相が本気でやろうとしていたなら、いまこそ小泉元
首相はその大役を引き受けて政治家としての本懐を遂げるべきだ、と。
 しかし小泉首相は頑なに断ったという。それは野田首相の役目である
と突き放したという。
 小泉元首相は最後のチャンスを見逃した。
 その程度の政治家であったということだ。
                              了
 このブログの読者の為に当時の私が書いたメルマガを参考までに
以下に貼り付けておきます。
□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
■□■
□■ 天木直人のメールマガジン2011年12月20日第904号
■ 
 
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 金正日総書記の死去は歴史の歯車を動かす大チャンスである 
                                                               
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 金正日総書記の突然の死で日本国中が大騒ぎをしている。
 何をうろたえているのか。
 早晩ポスト金正日体制に移行することはとっくの昔に想定されて
いたはずだ。
 その場合のあらゆる対策を考えていたはずだ。
 私が残念に思うのは、どの報道も、どの専門家も、悪いシナリオ
ばかりを語り、日米韓の協力による警戒を怠るなというものばかりだ。
 既存の発想から一歩も抜け出せない硬直した考えだ。
 外交を官僚に丸投げの野田首相や玄葉外相には、気の利いた事は何も
語れない。
 私はここに日本外交の救い難さを見る。
 日本の政治家の質の低さを見る。
 発想を根本的に転換しなければならない。
 歴史を自分たちの手で作ってみせるという気概がなければならない。
 いま日本は何をすべきか。
 野田首相は小泉元首相に頭を下げて弔問外交を頼むのだ。
 いまこそ小泉元首相は金正恩と会って、金正日との間でやり残した
日朝国交正常化の実現を達成するのだ。
 それは取りも直さず拉致問題と北朝鮮の核の脅威の解決につながる。
 アジアの平和と安定につながる。
 日米軍事同盟の解消につながる。
 こんな発想は、保身と責任逃れの官僚からは決して出てこない。
 政治家が命をかけて決断する事だ。
 北朝鮮を国際社会に復帰させることができるのは日本だ、という歴史
観が必要だ。
 朝鮮戦争を経験した米国も韓国も中国もそれはできない。
 いまこそ憲法9条を掲げた日本の出番である。
 野田首相は小泉元首相に三顧の礼をもって弔問特使を頼むべきだ。
 小泉元首相が本物の政治家なら、喜んでそれを引き受けるだろう。
 日本外交にとって千載一遇のチャンスなのである。
 この事を、メディアで堂々と主張する有識者が一人でもあらわれない
ものだろうか。
                           了
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 2.次期戦闘機F35の導入計画破綻にみる日本と欧米の対応の違い
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