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オスプレイ配備見直しを米国に要請した前原政調会長

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 メディアが小沢たたきに終始してきたことの罪についてはいまさら
書くまでもない。
 しかしメディアの本当の罪は野田首相に甘いところである。
 確かに小沢たたきと野田擁護は同じコインの裏表のようなところはある。
 片方をたたけばその一方の評価はあがる。
 しかし実際はそうではない。
 小沢をたたくのはいいが、野田首相のひどさについて、メディアは国民
の側に立って正しく批判すべきなのだ。
 野田首相に甘すぎるメディアの言説の典型は、政権交代をしたからと
いって世の中すべてがうまくいくと思うのは安易だ、というものがある。
 出来もしないマニフェストを金科玉条とみなすマニフェスト原理主義は
誤りだというものがある。
 その典型が7月13日の毎日新聞「記者の目」だ。
 そこで政治部の須藤孝氏が書いている。
 「民主党への政権交代が確実と言われていた09年の夏、世間は期待に
沸き立っていた・・・政権交代すれば何もかも解決する。そんな雰囲気
に強い違和感を覚えたことを思い出す。あれから3年がたち、熱気の反動
が来た・・・『財源はいくらでも出てくる』と甘い夢をふりまいたツケが
返ってきた。09年の政権交代に教訓があるとすれば『うまい話はどこに
もなかった』ということだ・・・」
 そう言って須藤氏は安易に「新党」に期待を抱く世論を次のように批判
する。
 「新しいことや既成政党と無縁であることそれ自体に何か価値があるの
だろうか」
 「政治は誰かがすべてを解決してくれる魔法ではない。みんなが少し
ずつ損をしなければいけないことを納得させなければならない」
 「多少の欠陥なら、それを修正しながら乗り越え、少しずつ前進する
ことが政治ではないか」
 「そもそも政治に過大な期待を抱くのは、うまくいかないとすべて政治家
(他人)のせいにする依存心の裏返しでもある・・・」
 とんでもない事を書く記者だ。
 民主党政権になったらすべてが解決する、すべてが変わる、などと誰が
期待したというのか。
 マニフェストのすべてを守れと誰が要求したというのか。
 我々は民主党政権になったらすべてが変わるなどと期待するほどお目出度
くはない。
 何かが変わる、自民党政権の旧弊が少しは改まるだろう、その公約のせめ
て一つでも満足に実現してくれればいい、そう期待しただけだ。
 ところが現実はどうだ。
 野田民主党政権はマニフェストのほとんどすべてを捨てた。
 それどころか自民党以上に官僚従属、対米従属になってしまった。
 自民党政権でもここまでしなかったような国民無視だ。
 つまり、政権交代に期待した国民を完全に裏切ったのだ。
 メディアもそれはわかっているだろう。
 こんな野田ではだめだと。
 それにもかかわらず小沢一郎が復活してくれば、これまでさんざん小沢
たたきをしてきた手前立場がなくなる。
 そう思って野田批判を避けているのなら、メディアはあまりにも情けない。
                                       了
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オスプレイ配備見直しを米国に要請した前原政調会長

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 私は7月8日のメルマガ第522号で書いた。 
 私が小沢一郎であれば、いまこそ国民の前で、そして世界の前で、
野田外交に異を唱えるだろう、と。
 「私が首相だったらオスプレイの配備は認めない、米国と再交渉して
見せる」、と言うべきだ、と。
 米国は腰を抜かすだろう。しかし米国は反論できるはずがない、と。
 そしてその事を小沢一郎の目にとまるように7月9日のブログで書いた。
 いまこそ野田首相に対しオスプレイ配備の延期要請を米国に行うように
求めよ、米国が日米同盟を重視するならその要求を拒むことは出来ないに
違いない、と。
 そのお株を見事に前原政調会長にさらわれてしまった。
 きょう7月14日の各紙が報じている。
 前原誠司民主党政調会長が7月13日、都内で記者団に次のように述べた
というのだ。
 「万が一のことがあったら日米安保そのものの土台が揺らぐ。政府と米国
に今の計画を見直すように党として申し入れている」と
 ルース駐日米国大使と11日に会談した経緯にも言及し、
 「ルース大使は『理解できる。本国に伝える』と言っていた」事を明らか
にしたと。
 先を越されてしまった事は残念だった。
 しかし、誰が言い出そうと、それは正しい事であり国民にとって歓迎す
べきことだ。
 私は前原政調会長の行動を評価する。
 もちろん前原政調会長の意見に従うかどうかは野田首相の判断だ。
 しかし野田首相が愚かでなければ、この前原政調会長の意見を取り入れて
米国に申し入れることを決断するだろう。
 オスプレイ配備に反対する国民の声の広がりを考えるとそれしかない。
 そして野田首相が日本国民の前で公然と米国に見直し要求をすれば、米国
はそれを拒否することは出来ないだろう。
  それでもオバマ大統領がオスプレイ配備を強行するならば、オバマ大統領
は愚かだということになる。
 その時こそ日本国民が日米同盟の反国民性に気づく時である。
 どうやらオスプレイ配備問題は日米同盟の試金石になりそうだ。
 そのような重要な提案が、小沢一郎からではなく前原政調会長からなされた
事を、私は残念に思うのである・・・
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