天木直人の公式ブログ

本気で領土問題の解決を望むならまず野田政権の交替が先だ

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 野田内閣が領土問題に対して毅然とした対応を取ると繰り返している。
 野党の追及や世論の声におされての対応だ。
 いいだろう。
 毅然とした対応をすべきであると私も主張している。
 軍事的対立を避けるためにも外交的に正しい対応をしなければいけない。
 問題は野田政権の対応がはっきりしないことだ。
 毅然とするといいながら二国間関係をこれ以上悪化させたくないと及び
腰になっている。
 尖閣上陸者の強制退去は正しかったとしても、それを、二国間関係を
不必要に悪化させないための政治的判断だと認めればいいものを、公務
執行妨害ではない、法にのっとって粛々と判断した結果である、などと
見え透いたうそをつく。
 そのほかにも野田民主党政権の対応のこころもとさは数え上げればきりがない。
 しかしやはり私が野田民主党政権では領土問題は解決できないと確信
する最大の理由は野田民主党政権がもはや死に体であるということである。
 消費税増税法案が通過したことにより野党第一党の自民党が野田民主党
政権に対して厳しい姿勢に転じている。
 選挙法改革法案の審議をめぐって自民党は反発し、国会審議を拒否して
いる。
 月末には野田内閣の問責決議案を提出すると報じられている。
 もし自民党が今度こそ本気で問責決議案を提出するような事になれば、
他の野党も同調するから野田民主党政権は退陣を迫られることになる。
 そんな死に体の政権が領土問題で主権を守られるのか。
 守られるはずはない。
 韓国も中国もロシアも、そんな野田民主党政権の行く末を見通している。
 もはや野田政権が何を言っても相手にしないだろう。
 日本国民が竹島、尖閣、北方領土問題を本気で取り戻そうと思っている
なら一刻もはやく国民の負託を受けた強力な新政権を作れと迫らなければ
ウソだ。
 しかし、そのような緊迫感は微塵も感じられない。
 政局は緊張感がなく、メディもまた野田政権が続く事を前提とした記事を
書き続けている。
 国民もまた野田政権の即時退陣を叫んでいる風でもない。
 要するに領土問題を本気で解決する気は政府も野党もメディアも国民も
持ち合わせていないのである。
 これでは領土問題は進展するはずはない。
 野田政権である限り、関係をいたずらに悪化させるだけの百害あって一理
無しの領土問題騒ぎということになる。
 
                             了
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