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 脱原発を唱える者たちよ、いまこそ井戸川町長の下に結集せよ!

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 原発事故問題に関連して、これほど重要な事件が、これほどメディアに無視されることは、異常である。
 それは取りも直さずこの事件が権力側にとって都合の悪い事件であるからだ。
 国民にその問題の持つ重要性を気づかれたくないからである。
 だから権力の片棒を担ぐメディアが無視するのである。
 ならば私がそのメディアに代って大騒ぎする。
 福島県双葉郡の井戸川克隆町長が12月20日に町議会の全会一致で不信任された。
 首長が議会に不信任されることはよくある。
 福島の小さな町でまた首長と議会が喧嘩しているのだろう。それにしても全会一致とはただ事ではない。よほど町長が悪い事をしたのだろう。
 その小さな記事はこんな感じで読み過ごされるに違いない。
 しかしそうではないのだ。
 この事件はこの国の脱原発者たちが次々と排除、抹殺されていく象徴的な事件なのである。
 井戸川町長は双葉町の放射線汚染対策に対する政府の無策を糾弾し、被曝から町民を救うために疎開を提唱し続けた数少ない首長である。
 ジュネーブにまで出かけて行って国連人権委員会の場で被曝民救済と日本政府の無策を世界に発信しようとした覚悟ある人である。
 そのジュネーブでの言動もまったく報道されなかったがメディアはこの井戸川町長の事を正しく報じようとしない。
 周知ように政府は福島事故の深刻さを押さえ込もうとして一貫して福島県民の疎開を封じ込め、除染に膨大な費用と労力をかけて放射能汚染対策を乗り切ろうとしてきた。
 それを地方政府と一緒になって進めてきた。生まれ育った場所を捨てられないという感情につけ込んだ巧みな誘導だ。
 もちろんその裏に利権や金が絡む。
 脱原発を唱える者たちはいまこそ福島の双葉町に結集して井戸川町長の再選を訴え、それを実現しなければ嘘だ。
 国会前で再稼動反対と叫ぶのもいい。新エネルギー開発を進めるのもいい。東電を訴えるのもいい。選挙で脱原発を掲げるのもいい。
 しかし原発問題で今最も重要なことは被曝民の救済と補償だ。そしてその実現のために国家権力の弾圧と闘うことだ。権力の執行者である官僚組織と対峙することだ。
 おりしも総選挙における脱原発政党の敗北で政治は一気に原発維持の方向に向かおうとしている。
 それを象徴するかのようなタイミングで行なわれた井戸川町長の不信任案可決だ。
 総選挙後の脱原発者たちの戦いはここから出発しなくてはならない・・・
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