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 歴史に残る笑止千万の「みのもんたのサタデーずばッと」

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 2月23日の早朝6時ごろに放映されたTBS テレビ番組「みのもんたのサタデーずばッと」は歴史に残る笑止千万な番組であった。 良識ある国民はこの場面をとくと見てこの国の度し難い対米従属ぶりを思い知るがいい。 こんな番組を流して恥じないこの国の政治報道の劣化を思い知るがい
い。
 テーマはもちろん安倍首相の訪米の成果についてである。
 自民党の河野太郎議員が民主党政権の壊した日米同盟の信頼関係を回復したとその意義を強調した。
 これに対し民主党の福山哲郎議員が反論する。鳩山首相により失いかけた信頼は、その後菅・野田首相によって見事に回復した、だからその批判はあたらない、と。
 その後河野太郎議員と福山哲郎議員のとの間で、日米同盟関係の信頼を損ねた、損ねないで、怒鳴り合わんばかりの応酬を繰り返したのだ。
 これがこの国の二大政党の政治家の姿だ。
 そして、TPPについての共同声明の文章がワシントンから送られて来て、その訳のわからない文言について、例外が認められたのか認められなかったのかについて額をつき合わせて皆が頭を悩ませる。
 笑ってしまったのは、その文言の解釈について、沖縄を愚弄して日本国民や米国政府にレッドカードを突きつけられたあのケビン・メア元国務省日本部長に教えを乞うたところだ。
 笑ってしまったのは日本語のたどたどしいメア部長が得意満面に解説していたところだ。
 これほど滑稽な事はない。これほど屈辱的な事はない。
 この程度の英語を米国人に解説してもらわなければわからないのか。
 しかもこれは英文の解釈問題ではない。
 共同声明の文言の解釈など何の意味もない。
 なぜならばそれは官僚が巧妙にわざと曖昧に作った文言であるから、それをつくった官僚以外には誰も正しく解説できないからである。
 それは英語の解釈の問題ではない。日本の官僚が作った作文の英訳であり、問題は日本語の部分の解釈なのだ。それをメア部長に解説してもらってどうする。
 しかもメア部長に聞いても米国の真意がわかるはずはない。
 聞く相手はオバマ大統領であり、そのオバマ大統領の考えを知っている米国関係者なのである。
 おそらく安倍首相や日本の関係者さえもオバマ大統領の真意は分からないに違いない。
 それを知っていながら、こんな報道を朝っぱらから流すTBSの「みのもんたのサタデーずばッと」は、私のような暇人が観る時間つぶしでしかないのである(了)。
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