天木直人の公式ブログ

「日本は冷遇された」事を認めた毎日新聞編集委員

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 「『日米の絆と信頼を取り戻し、緊密な日米同盟が完全に復活した』―オバマ大統領との会談を終えた安倍晋三首相はこう自賛した。ところが中国の新華社電は『日本は冷遇された』と報じた。まるで逆だ。東シナ海で日米同盟と対立する中国が会談の成功を喜ばないのはわかる。だが、『絆の回復』と『冷遇』とでは違い過ぎる。どちらが事実により近いのか・・・」
 こういう書き出しで始まる2月28日の毎日新聞「木語」という論評コラムは極めて重要な意味を持っている。
 なぜならば書き手の金子秀敏専門編集委員は新華社電の見方がより正しいと認めているからだ。
 大手メディアの幹部がこのような認識を示すことは例外的だ。
 それほど安倍首相の自画自賛はうそ臭いということだ。
 しかし私がこの論説で注目したのはその事ではない。
 金子秀敏編集員が「オバマ大統領は中国に配慮していた事は事実だ」と断じるその根拠である。
 金子氏は要旨次のように書いている。
 同盟関係の復活を評価するには安保問題でどのような話し合いが行われたかをみなければならないが、日本の報道はTPPの事ばかりだ。唯一安保問題で報じられたのは普天間の辺野古移転を急ぐことと、Xバンドレーダーの京都・丹後半島への配備だけだ。
 ところがこの丹後半島へのXバンドレーダー配備は北朝鮮の弾道ミサイル追迎撃を目的とするもので、これまで米国が発表していた中国に対するミサイル迎撃包囲網からの変更である・・・
 賢明な読者ならもうお分かりであろう。
 オバマ政権が対中政策を修正して中国にサインを出したのだとしたら、『日米の絆』で尖閣問題が日本に有利になったと思うのは早い、と書いている。
 今度の日米首脳会談で何が話し合われたのか。
 TPPばかりを大騒ぎするメディアは肝心な事を何も伝えていないということだ。
 金子編集委員がみずからの小さなコラムのなかでそれとなく書いている内容こそ重要なのだ。
 そしてメディアはそれを皆知っているにも関わらず正面から国民に教えようとしない・・・
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