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 安倍首相を持ち上げる朝日の曽我豪政治部長 

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 朝日新聞の曽我豪という政治部長は、朝日が安倍首相に侘びを入れて手打ちした晩餐会をお膳立てした人物だ。
 その事を私は月刊雑誌エルネオスの記事を引用して3月1日のメルマガ第149号で書いた。
 その曽我豪政治部長が今日3月31日の「ザ・コラム」という欄で次のように安倍首相批判を批判する記事を書いている。
 「一度挫折したくせに何だ。だいいち体は大丈夫なのかといった話が続くと、よほどこの国は挫折しらずのエリートが好きなんだね、と皮肉の一つも言いたくなる。うってかわって支持率が堅調になると、挫折から学んだのだ、決められる安倍政治の成功の秘訣は、といった話に切り替わる。それはそれでげんなりだ。安倍晋三首相もこの移ろいの浅薄さを鼻白む思いで観察しているのではなかろうか・・・」
 まるで芥川龍之介の杜子春ばりの訓話だ。
 そうして、その後に、安倍首相はここ一番の勝負どころで、かつての「私たち」という呼称から、コイズミ首相ばりに「私」を強調するようになった。この違いに、前回と違った覚悟が感じられる、などと持ち上げている。
 私が安倍首相を評価しないのは前回の失敗があるからではない。
 就任三ヶ月ではやくも対米従属の正体が明らかになったからだ。
 しかも、小泉首相や野田首相のように、対米従属こそが国益だと公言するような政治家ならわかりやすいが、安倍首相は日本を取り戻すと繰り返して戦後レジームからの決別を掲げてきた政治家だ。
 その政治家が米国に叱られたとたんにあっさりと対米従属に屈する、その情けなさに失望させられるからである。
 しかし曽我豪政治部長のこの記事が思い出させてくれた。
 安倍首相はかつて首相の職を突然投げ出した政治家だった。
 しかもただの投げ出しではない。
 国会で施政方針演説を行い、これから国会質疑が始まるという直前に投げ出したのだ。
 こんな辞任の仕方は前代未聞の恥知らずだ。
 それだけで政治家失格であり議員辞職ものである。復権する資格は無い。
 安倍首相が強気に出ているのはそのトラウマから抜け出せないからだと私は見ている(了)
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