天木直人の公式ブログ

「安倍首相の中東訪問」という報道ぶりに異議あり  

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 きょう7月13日の朝日新聞は安倍首相が8月下旬に中東を訪問する意向を固めたと報じている。
 訪問を打診している国はオマーン、カタール、クウェート、バハレーンだという。
 そしてその朝日の記事はこう続けている。
 これは4-5月のゴールデンウィークに訪れたサウジアラビア、アラブ首長国に続く中東再訪問であると。
 しかし、この報道はでたらめだ。
 それが言い過ぎなら不正確だ。
 いま中東で国際的に重要な問題を抱えている国々はどこか。
 それはエジプトでありシリアであり、イランであり、なによりもパレスチナだ。
 そして、それらの国々で繰り広げられている動きのすべてに大きく関与しているイスラエルである。
 これら中東政治の主役を避けて、対米従属の政治的小国ばかりを訪れて資源確保や大型プロジェクト売込みに駆け回る。
 それが悪いとは言わない。
 しかしそれはせいぜい官僚や経済産業大臣に任せておけば十分な経済外交である。
 参院選後の8月末と言えば、安倍首相にとっては内外の諸課題に正面から取り組まなければいけない重要な時期だ。
 そんな時に、いくら日本中が盆休みだからといって、安倍首相に外遊を許すべきではない。
 しかしメディアは外務官僚の片棒を担いでそれを無批判に、当然のごとく報道する。
 中東問題にあたかも日本の首相が重要な役割を担うかのように報道する。
 そんな報道ぶりに異議ありだ。
 せめて、日本企業と一緒になって原発を売り込み、資源を求める「湾岸諸国訪問」とでも書くべきある(了)
 
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