天木直人の公式ブログ

小泉父子に脱原発ができるはずがない

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 その後も小泉元首相の脱原発発言の波紋はおさまらず小泉進次郎を巻き込んだ新党結成や反自民党大同団結などという話がメディアを賑わせている。
 脱原発派の一人として私はそうなれば面白いと思うし、小泉純一郎が再び表に出てはしゃげば私もまたやる気がでてくるから大歓迎だ。
 しかし小泉父子には脱原発はできないし似合わない。
 なぜか。いみじくも寺島実郎が言っているように脱原発を本気で行なおうとすればそれは日米同盟と決別する覚悟がなくては出来ない。米国の世話になってここまで来れた小泉父子にそれができるはずがない。
 加えて原発推進は世界の趨勢だ。
 きょう10月22日の朝日が報じているように英国政府は新たな原発を建設することで仏や中国の電力会社と合意したという。
 原発を止めればこのような世界の経済・技術活動の流れに取り残されることになる。
 ますます中国の影響力が強まっていく。
 このことは核兵器が、廃絶どころか、どんどんと世界に広がっているという現実とも一致する。
 世界は理想とは逆の動きに加速しているのである。
 それでも核は人間性と共存しないという理想を掲げて原発廃止に突き進むことは尊い。
 そしてそれはあたかも憲法9条を掲げて世界に広めようとすることと見事に一致する。
 そうなのだ。脱原発を唱える事は、憲法9条を世界に広めて平和を実現することと同じく、究極の理想主義を貫くことである。
 しかしそれこそがまさしく小泉純一郎にもっとも欠けている資質であり、もっとも似つかわしくないことなのだ。
 人間似つかわしくないことを言ったりやろうとしてもうまく行くはずがない(了)
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