421社説で「賢妻になってもらいたい」と書いた東京新聞 きのう12月30日の東京新聞は「年のおわりに考える」と題して、「アベノミクスと『芝浜』」という見出しの社説を掲げていた。 その内容は、その日に決定される税制改革大綱が、消費税増税、法人税減税などに見られるように、ことごとく経済格差の助長を加速させる税制改革になっており、それは間違いだ、安倍首相はその誤りに気づくべき...
419防衛機密情報共有のための日米韓覚書が教えてくれた対米従属性 きょう1月30日の各紙が一斉に報じている。 防衛機密情報の共有に関する日米韓三カ国の覚書がきのう12月29日に署名されて、即日運用されたと。 しかし、報じられるその内容を読んで見ると、ありえない対米従属的な不平等条約である。 なにしろ米国は日本の基地を思い通りに使い、CIAなどを使ってあらゆる機密情報をつか...
443報じられない来年度予算案と安倍独裁制の静かな進行 官庁はとっくに御用収めに入っているはずなのに、来年度予算案が一向に報道されないのはどうしたことか。 これを疑問視する者は皆無だ。 通例なら今ごろは各省の予算分捕り合戦が繰り返され、それが連日報じられ、そして大臣折衝のセレモニーを経て予算原案が出来て、それを各紙が一斉に書きたてて年が暮れる。 なぜ今年はそのような...
35今朝放映されたNHK「シリアの子どもたち」は素晴らし番組だ 今朝12月28日、朝7時のNHKニュースの後で放映された「シリアの子ども達」という特集番組は素晴らしい番組だった。 なつかしいベイルートの難民キャンプの映像にひかれて、つい見入ってしまった私は、たちまちその番組に引きずり込まれていった。 その番組は、ベイルートのパレスチナ難民キャンプに一か月ほど滞在して子供た...
324官僚たちが好き勝手に秘密指定し始めた特定秘密保護法の現実 12月20日の各紙が一斉に報じていた。 すなわち特定秘密保護法が12月10日に施行されたというのに、その法律の運用をチェックする「情報監視審査会が、与野党の合意が見られないままいまだに設置されていないという。 設置されるめどが立っていないという。 驚くべき実態だ。 情報監視審査会は、衆参両院に置かれた常設の国...
423小沢一郎と山本太郎の末路を残念に思う きょう12月27日の各紙が小さく報じていた。 小沢一郎の生活の党に山本太郎が加わって、「生活の党と山本太郎となかまたち」という新たな政党が出来たと。 これで政党要件が満たされろことになり、政党交付金を受け取れることになったと。 私は、いずれこうなるだろうと思っていたから、驚きも失望もしない。 しかし、恥も外聞...
29「中東和平を働きかける」という安倍中東外遊の嘘だけは許せない 年が改まっても外遊を繰り返す安倍首相には、あきれ果てるが、そんな事しかする事がないのだろうと思えばまだ許せる。 安倍首相がウソを重ねるのは、病気みたいなものだと思ってやり過ごせばいい。 しかし、このタイミングで中東諸国を外遊し、その意義について、言うに困って「中東和平を働きかける」と嘘をつくことだけは許せない。 ...
346 安倍首相は世襲に寛大な日本国民に感謝しなくてはいけない ナッツ事件に見る大韓航空副社長の傲慢さは、確かに許しがたいことだと思う。 しかし、なぜここまで韓国世論は激しく、執拗に副社長を責めたてるのか。 十分反省しているように見える。 心優しい私などは、そこまでしなくてもいいではないかと思う。 ここまで韓国世論の反発が激しい背景には、財閥世襲に対する強い反発がある...
408きょうの紙面ほどくだらない紙面はない 新聞がつまらなくなったといわれて久しいが、きょう12月25日の新聞ほどつまらないものはない。 なぜか。 それは各紙とも安倍第三次内閣発足の記事で埋め尽くされているからである。 なぜ安倍第三次内閣内閣の記事がつまらないのか。 当り前だろう。 何も変わっていないからだ。 何も変わっていないのに記事にしなく...
469第三次安倍内閣閣僚人事に見るメディアの安倍政権に対する従属ぶり 安倍第三次内閣がきょう発表される前にどうしても書いておきたい事がある。 組閣人事は政治記事の中でも特別の重要性を持つ。 だからいつも内閣改造の時は、各紙が競って閣僚人事を取材して書き立てる。 ところが今度の内閣改造に際してはまったくそれがなかった。 第三次内閣は同じメンバーで行う、という安倍首相の鶴の一声があ...