天木直人の公式ブログ

日朝協議の足を引っ張り続ける米国

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 菅官房長官は3月30日のフジテレビの番組に出演して、中国の習近平主席がベルリンの講演で旧日本軍の南京占領に触れ、「30万人以上を虐殺した」と発言したことに関し、「極めて遺憾だ」とした上で、外務省が在日中国大使館の公使(報道によれば参事官とも)を呼んで抗議した事を明らかにしたという。
 これを知って私は安倍政権の外交のあまりの稚拙さに目がくらむ思いだ。
 繰り返して書いているように、安倍首相の靖国参拝をきっかけに、習近平氏は安倍安倍首相に対する政治的、外交的戦争を決意した。
 この習近平氏のベルリン講演もその戦争のひとつなのだ。
 そうである以上、安倍首相は習近平主席と同じような周到さと覚悟を持ってその戦いの先頭に立つべきだ。
 そのこと自体に私は反対しない。
 それをなんだ。
 在日中国大使館員を外務省に呼びつけて外務官僚から形だけの抗議をするだけだ。
 しかもその事を民放のテレビで女房役の菅官房長官が軽々しく口走る。
 これは本気の抗議ではない。
 これは、南京虐殺はなかったと言い張る国内右翼に対する世論対策だ。
 もし本気なら安倍首相自らが習近平主席に対しもっと公式に堂々と反論すべきだ。
 しかし、それは出来るはずがない。
 旧日本軍が南京で中国人を虐殺したことは日本政府も認めている歴史的残虐行為である。
 その人数が30万人というのが誤りだと言うなら、日本政府は何人の中国人を殺したというのか。
 その数字を日本政府は特定できないままだ。
 仮に数万人であっても虐殺に変わりない。
 どうやって世界の前で習金平主席に反論できるというのか。
 加害者である日本の首相が、習近平氏が用意周到に仕掛けた政治的、外交的戦争に勝てるはずがない。
 菅官房長官はテレビの前で軽率な発言を口走る前に、これからどんどんと激しくなっていく習近平氏が仕掛ける戦争からどうやって日本国民を守るか、安倍首相と額を寄せ合って無い知恵を絞るべきだ。
 習近平はけしからんと言うだけなら誰でも出来る。
 そんないい加減な事をしている間にどんどんと追い込まれることになる(了)
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日朝協議の足を引っ張り続ける米国

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 「北朝鮮の核・ミサイル問題を置き去りにして日朝協議を先行させることは許さない」。
 これは13年前の小泉訪朝以来の一貫した米国の方針である。
 それが見事に今度の日朝協議再開の動きの中で示された。
 ハーグで日米韓の首脳会談が行われている時、北朝鮮は日本に向けてノドン発射を行った。
 これは日本に対するメッセージだと書く報道があったが違う。
 これは、北朝鮮の米国に対する反発だ。
 米国は拉致問題で日朝協議を再開しようとした日本をけん制し、日米韓首脳協議でもっぱら北朝鮮の核・ミサイル問題を取り上げた。
 米国はまた自ら音頭をとって、すかさず北朝鮮のミサイル発射は国連安保理決議違反だという対北朝鮮非難の国連安保理議長談話を出した。
 これらの米国の動きに北朝鮮は反発したのだ。
 そして今度の北朝鮮の「新形態の核実験」声明である。
 北朝鮮は30日、「核抑止力を強化するため、新たな形態の核実験も排除しない」と米国に向けてメッセージを送った。
 これは拉致問題解決とと国交正常化を進めようとしている日本に、核・ミサイルを取り上げろと命じた米国にあてつけたのだ。
 日朝協議の邪魔をするなと。
 安倍首相はそれに気づき、それでも日朝協議を優先する覚悟が示せるか。
 残念ながら対米従属の腰砕けに終わるだろう。
 日朝協議は今度も進展しないだろう・・・
 この続きはきょうの「天木直人のメールマガジン」で書いています。
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