天木直人の公式ブログ

「辺野古移設反対で対米交渉しても勝算なし」と公言した田原総一朗 

ブログランキングに参加しております。 よろしければクリックをお願いします!
政治 ブログランキングへ
 高倉健と総選挙のことばかりで埋め尽くされている記事の中で、うっかり見落とすところだったが、発売中の週刊朝日12月5日号で、田原総一朗氏がみずからの連載コラム「ギロン党」で見逃すことのできない事を書いている。
 沖縄知事選で辺野古移転反対派の翁長候補が勝利し、それを受けて朝日や毎日が辺野古移転を見直せと社説で書いているが、そんな対米交渉が成功するのか、という。
 私が注目したのは次のように書いているところだ。
 朝日新聞や毎日新聞の主張には私も同意したいのだが米国との再交渉などできるのか、と。
 とんでもない発言だ。
 同意するならなぜ実行に移せと言わないのか。
 辺野古移転の白紙撤回には同意するが米国を相手の交渉では無理だからあきらめろ、といわんばかりだ。
 われわれ一般国民がガード下の酒の場で言うのならまだいい。
 しかしみずから世論に影響力を与えるジャーナリストを気取っている田原総一朗氏がこんなことを公言してはお終いだ。
 この敗北主義、事なかれ主義こそ、日本をここまで対米従属にしてきたのである。
 私が注目したのは次のように書いているところだ。
 あの鳩山民主党政権でさえできなかったことをどうして自民党政権ができるのかと。
 とんでもない勘違い発言だ。
 鳩山由紀夫首相には辺野古移転撤回に向けて対米交渉を行う周到な政策も、戦略も、覚悟もなかった。
 思いつきで口走っただけだ。
 ましてや民主党には、そのような考えはまるでなかった。
 そんな事を田原総一朗が知らないはずがない。
 翁長新知事勝利に示された今回の沖縄の民意とはわけが違うのである。
 ここにきてめっきり老体を見せ始めた田原総一朗には、これ以上晩節を汚さないうちに引退をお勧めしたい(了)
326
Return Top