天木直人の公式ブログ

防衛機密情報共有のための日米韓覚書が教えてくれた対米従属性 

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 きょう1月30日の各紙が一斉に報じている。
 防衛機密情報の共有に関する日米韓三カ国の覚書がきのう12月29日に署名されて、即日運用されたと。
 しかし、報じられるその内容を読んで見ると、ありえない対米従属的な不平等条約である。
 なにしろ米国は日本の基地を思い通りに使い、CIAなどを使ってあらゆる機密情報をつかんでおきながら、機密度の低い一部の情報しか教えないのだ。
 日韓間の防衛機密情報のやりとりは、日本と韓国が直接に行うのではなく、すべて米
国を通して間接的に行うというのだ。
 日韓間の関係がいつまでたってもよくならないから日韓間では軍事情報の共有を行う二国間協定が結べないからだというのだ。
 しかもこの覚書には法的義務はないという(12月30日産経)。
 こんな異例の覚書が我々の知らないところで作られ、」いきなり12月29日に日米韓三カ国で署名されたと発表され、その日のうちに運用が開始されたというのだ。
 中谷防衛大臣はただちにコメントを発表したという。
 三カ国の安全保障を高める上で有意義だ、日韓国交正常化50年を迎える明年、日米韓関係が実り多いものになるよう取り組むと。
 その一方で韓国国防省の報道官は記者会見で次のように述べたという。
 「秘密情報をどの程度まで提供すべきかは、情報提供国が決定する」と(12月30日日経)。
 そして米国のコメントはといえば、報道のどこを探しても見当たらない。
 こんな覚書など関係なく、防衛機密情報はすべて米国が管理すると言わんばかりだ。
 これが日米韓三カ国軍事協力の実態だ。
 米国に対する日韓両国の絶対っ服従である。
 その中でも日本が一番従属させられている関係であるということである(了)
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