天木直人の公式ブログ

2015/1

Month

お知らせ

交渉の鍵を握るヨルダンパイロットの生死
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交渉の鍵を握るヨルダンパイロットの生死

 人質交渉が長期化の様相を呈して来た。  交渉の鍵を握るのはヨルダンパイロットの生死だ。  もしパイロットが既に死んでいるのなら、交渉は間違いなく長引く。  かつて私がレバノン大使をしていた時、イスラエルとヒズボラの人質交換交渉が行われたことがあった。  イスラエル兵を襲って三人を人質にしたヒズボラが、それと引き換えに...
テロ死刑囚の解放に踏み切ったヨルダンの衝撃
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テロ死刑囚の解放に踏み切ったヨルダンの衝撃

 テロ死刑囚とパイロットの交換が現実に行われるかどうか、それは今晩の夜中にわかる。  その結果がどうであれ、その前にどうしても書いておきたい.  これから書くことは、誰も書かない事だ。私にしか書けない事だ。  「パイロットと交換にテロ死刑囚を釈放する用意がある」  このヨルダン情報相の発言をヨルダン国営放送が流した事を...
安倍首相が所信表明演説を行わなかったのは逃げ出すつもりなのか?
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安倍首相が所信表明演説を行わなかったのは逃げ出すつもりなのか?

 首相が所信表明演説をしないまま代表質問が始まるという、前代未聞の国会が始まった。  こんな馬鹿げた事はないというのに、誰もその事を指摘しない。  そう思っていたら、共産党の穀田議員はきのう27日の衆院本会議で質問したらしい。  なぜ所信表明演説を行わないのか、と。  それに対する安倍首相の答弁がふるっている。  14...
イスラム国の主張と安倍首相の歴史観が一致するという皮肉
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イスラム国の主張と安倍首相の歴史観が一致するという皮肉

 イスラム国の主張の一つが欧米が決めた植民地支配の国境線の否定である。  これについて、きのう1月27日夜のテレ朝「報道ステーション」が、俺たちはいまこそサイクス・ピコを破棄するのだ、というイスラム国の主張を報じていた。  これは実は物凄い主張なのだ。  サイクス・ピコこそ、パレスチナ問題を筆頭とした中東の混乱のすべて...
人質交換に反対しているのは米国である動かぬ証拠
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人質交換に反対しているのは米国である動かぬ証拠

 日本のメディアはヨルダンが、日本の人質解放と捕虜になったヨルダン人パイロット人質の釈放のどちらを優先するか板挟みで苦しんでいるなどと馬鹿な事を報じている。  ヨルダン人を犠牲にした死刑囚を釈放することはヨルダン国民が許さない、ヨルダン国民の反発を恐れるアブドラ国王は苦境に追い込まれているなどと、馬鹿な事を報じている。...
安倍談話作成の有識者会合メンバーは正真正銘の安倍側用人だ
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安倍談話作成の有識者会合メンバーは正真正銘の安倍側用人だ

 きょう1月27日の読売新聞が書いていた。  戦後70年談話を検討する有識者会合の初会合が2月上旬にも開かれると。  2月上旬といえばもうすぐだ。  その会合の人選はもはや決まっているに違いない。  そして初会合前に発表される。  だから一両日にも発表されるだろう。  その前に急いで書いておきたい。  ここまで正体がバ...
安倍首相の中東政策の大チョンボを追及できない、しない野党と国民 
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安倍首相の中東政策の大チョンボを追及できない、しない野党と国民 

 今度の人質事件の発生とその後の長引く交渉は、明らかに安倍首相の中東外交の大失策、無策策によるものだ。  そして、人質交渉の結果がどう転ぼうと、日本は対イスラム国との戦いの有志連合に完全に組み込まれることになる。  これは、安倍政権が何度つぶれても足りないぐらいの大チョンボであり、その結果日本の命運は奈落に突き落とされ...
オバマと安倍を結びつけることになったイスラム国人質事件
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オバマと安倍を結びつけることになったイスラム国人質事件

 人質事件の交渉対象が身代金から人質の相互解放に急変した。  しかし、これによって邦人解放のハードルは格段に高くなった。  イスラム国が要求する自爆テロ犯人をヨルダンが釈放することはあり得ない。  それはアブドラ国王やヨルダン国民が許さないのではない。  米国が許さないからだ。  自爆テロ犯人を釈放するということは文字...
安倍談話の正体をNHKで喋ってしまった軽率な安倍首相
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安倍談話の正体をNHKで喋ってしまった軽率な安倍首相

 今朝のNHKの日曜討論の安倍首相の発言を聞いて驚いた。  安倍談話はどのようなものになるのかという島田敏男解説委員の質問に対してあっさりとこう答えたのだ。  村山談話と同じものでは出す意味はないと。同じ表現にはならないと。  この言葉にすべてがある。  私を含めて安倍談話に注視する者たちの最大の関心は、果たして安倍首...
アブドラ・サウジ国王の死去に中東混迷の行く先を憂う
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アブドラ・サウジ国王の死去に中東混迷の行く先を憂う

 日本のメディアが邦人人質で大騒ぎしていた23日、アブドラ・サウジアラビア国王の訃報が報じられた。  日本のメディアは大きく取り上げなかったが、アブドラ国王の死が如何に大きな意味を持っているか、世界は知っているからこそ大きく取り上げた。  イスラム国という化け物が生まれ、中東の将来が誰も制御できないほど混迷しようとして...
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