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古舘、岸井らのテレビ降板を報道規制強化だと騒ぐ愚

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 毎日新聞記者OBの岸井成格がTBSの夜の報道番組NEWS23のキャスターを降りるという噂が流された時、これは安倍政権の批判封じだと騒がれた。

 今度は古舘だ。

 来年3月に辞めると自ら記者会見したらしい。

 これら二つの人事について、日刊ゲンダイ(12月26日号)が書き、東京新聞(12月26日)が取り上げた。

 政府に批判的なコメンテーターが次々と首を切られはじめたと。

 ついでに東京新聞はきょう12月27日の紙面でも、山口二郎の本音のコラムで「テレビ報道の危機」と題して書かせている。

 しかし、私はこれは安易な安倍批判だと思っている。

 そして安易な安倍批判こそ、安倍政権をほくそ笑ませ、増長させるものはないと思っている。

 安倍批判は、安倍政権に逃げ口実を言わせないほど、正しく、核心に迫るものでなくては、かえって安倍政権側をつけこませることになるのだ。

 古舘の辞任は、12年間もキャスターを続けた古舘が古賀茂明によってその似非反権力ぶりをばらされた時点で、本人が腹を固めたと私は思っている。

 そもそもテレビ業界から法外の高給を受け取る古舘が、弱者の立場に立って正義を振りかざす事自体が茶番なのだ。

 そんな古舘が安倍政権批判を繰り返したから首を切られたと同情するほうがおめでたい。

 因みに古賀は、あそこまで安倍批判をし、世話になった古舘やTBSに迷惑をかけたのだから、降ろされるのは当たり前だ。

 本人もそれを覚悟でやったはずだ。

 確かに岸井は最近は安倍政権批判を繰り返している。

 しかし毎日新聞記者としてのかつての岸井の言動を知っている者なら、いつから岸井は反権力になったのかと、いぶかしく思わなくてはいけないはずだ。

 ついでに言えば、大阪読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」のコメンテーターを突然降板した青木理という元共同通信記者についても、報道規制の犠牲者のひとりとして名前が挙げられている。

 しかし、あの番組は、橋下、辛坊につながる露骨な安倍よいしょ番組だ。

 そんな番組に常連コメンテーターとして招へいされ、それを喜んで引き受けた青木理というフリージャーナリストの反権力の本気度を、私は疑う。

 もはやテレビは巨大な権力維持装置になっている。

 そのようなテレビに常連となって登場すること自体が権力側の仲間なのだ。

 耳障りのいい反権力発言をしてガス抜きの役割を担わされているのだ。

 安倍政権の報道規制の真の犠牲者は、メディアの騒がないところで無数に存在する(了)

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