天木直人の公式ブログ

延期された日本のロケット打ち上げが教えてくれること

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三菱重工業の衛星ロケットH2Aが悪天候のため打ち上延期となったという。

予定では12日に打ち上げられるところだったという。

もし打ち上げが成功していたらメディアは大歓迎しただろう。

北朝鮮のロケット発射はミサイルといい、日本のそれは天文衛星といって。

しかし、ロケットの先に搭載する違いがあるだけだ。

爆弾を積めばそれはそのままミサイルだ。

北朝鮮が「事実上のミサイル」を発射した同じ2月7日の、しかも、ほぼ同時刻に、ロシアが人工衛星を打ち上げた(2月8日日経新聞)ことを、果たしてどれだけの日本国民は知っているだろうか。

なぜメディアはその事を報じなかったのか。

ロシアがそれを公表したというのに。

しかも北朝鮮が発射を一日早めた理由は、天候ではなく、ロシアの発射に合わせたと言われているのに。

因みに日米韓が声高に叫んでいる国連安保理決議違反の意味を正確に把握している日本国民はいるだろうか。

私はそのいい加減さを2月8日の日経新聞で知った。

安保理決議の解釈で、北朝鮮だからミサイルと見なされ、違反と見なされるのだと。

こんないい加減な解釈があるか。

ちなみに、北朝鮮のミサイル発射を批判したテレビ番組で、識者のひとりが語っていた。

ここまで誇示する狙いは、米国へのシグナルとともに、ロケット技術を世界に売り込むためだと。

そういうなら、三菱重工のロケット打ち上げも、日本のロケット技術を世界に輸出するビジネスのためではないのか。

日本の打ち上げ成功は祝福し、北朝鮮がそれを行うと大騒ぎする。

日本は正しくて、北朝鮮は悪い。

北朝鮮から見れば笑止だろう。

いや、北朝鮮だけではない。

およそミサイル攻撃など無縁の大多数の世界の国々は、国連安保理決議による北朝鮮への制裁の馬鹿騒ぎは、軍事大国のエゴだと冷笑しているに違いない。

安倍首相はこれ以上北朝鮮のミサイル打ち上げを騒がない方がいい。

安倍首相がいまなすべき事は他に山ほどある。

それらが皆うまく行かないからと言って、北朝鮮や中国の脅威に逃げ込むのは、あまりにも姑息である(了)
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