天木直人の公式ブログ

共産党と社民党はいまこそ護憲政党として結束すべきだ

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 きょう2月22日の東京新聞は、憲法9条を守りたいと願う国民にとって、耐えがたい記事を二つ掲載した。

 ひとつは、一面トッㇷ゚で掲げた、武器輸出を促進する為に安倍政権は国際協力銀行の融資や出資を検討していると言う記事だ。  二つは、二面に掲げた、制服組自衛官を中心とする統合幕僚監部が、背広組防衛官僚中心の内局に権限を大幅に譲歩せよと迫っているという記事だ。

 いずれも完全な憲法9条否定の危険な動きだ。

 一つ目の記事は、武器輸出三原則の逸脱どころではない。もはや政府が率先して武器を海外に売り込み、戦争で金儲けをしようとしてるということだ。日本も米国のように軍需産業なくしては成り立たない国になろうとしているということだ。

 二つ目はより深刻である。シビリアンコントロールの否定どころではない。軍人気取りの自衛隊幹部が我が国の外交・安全保障政策を牛耳ることになる。

 いずれも安倍首相の後押しがあるからこそできる暴挙だ。

 これまでの日本の政治では考えられなかったことだ。

 自民党のどの首相も、ここまではやらなかった。

 いうまでもなく、この国の戦後の政治の中で、本当の意味の護憲政党は共産党と社民党(旧社会党)だけだ。

 共産党と社民党はそれを誇りにすべきだ。

 そして共産党と社民党は、いまこそ一つの護憲政党になって、憲法9条否定を許さない安倍政権の前に立ちふさがる時である。  いま共産党と社民党は、生き残りをかけて安倍政権打倒を叫んで野党統一に奔走している。

 しかし、共産党と社民党が本当に護憲政党なら、いまこそ解党的団結をして、この東京新聞の書いた安倍政権の露骨なまでの憲法9条否定を、阻止すべく立ち上がるべきだ。

 どうせ政権政党になれない共産党と社民党だ。

 そのような政党が、民主党などと一緒になって安倍打倒を叫ぶ。

 それでいいのか。

 そんなことより、野党に徹し切って、憲法9条の下に一つになって、安倍首相の改憲阻止に命がけで戦ったほうがはるかにすがすがしい。

 憲法9条を守りたいと考える国民は、拍手喝さいして応援するだろう。

 応援するどころか、国民はそれを渇望しているのだ。

 それこそが、そしてそれのみが、共産党と社民党が国民政党として再生できる最善の道である。

 それこそが、私が唱える新党憲法9条構想である。

 新党憲法9条構想は、共産党と社民党に対して、いまこそ結束し、新党をつくって、安倍首相にここまでないがしろにされている憲法9条を守ってほしいとエールを送っているのだ。

 その時こそ、この日本に本物のリベラル国民政党が誕生する。

 まだ参院選までに時間はある。

 共産党と社民党は、目先の政局にとらわれることなく、党の将来をかけて、いや、日本の命運をかけて、新党づくりに邁進すべきだ。  それがわからないのか。

 私のいう事が間違っているだろうか(了)

(最終更新:2016年2月23日)コメント4件3157

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
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  1. 両党には、今日の政治の元凶の一つである、「社公合意」による遺恨があるので、ことはそう簡単ではないでしょう

  2. 高橋清隆の文書館 : 批准阻止へ向け3人が陳述=TPP訴訟第3回口頭弁論 – livedoor Blog(ブログ)
    http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1894508.html

  3. 天木直人氏の考え方を全面的に賛同します.近年,事に最近の政治状況,マスコミの姿勢,一般市民の危機感の無さに恐れを感じるものです.
    真実を述べるジャーナリストはマスコミから排除され市民に発表する場はネットでしか出来ないような現状でいかに市民の目を覚まさせるかが問題ではないでしょうか.

  4. By 60歳台の・・・

    旧社会党とかつての共産党は大変な対立をしていました。
    でも時代はどんどんよくない方に進んでしまっています。
    「かつてのことは歴史家に任せる」と宣言して,歴史的和解(?)をしてほしいものです。

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