天木直人の公式ブログ

英国の国民投票がどっちになっても安倍首相に有利に働く

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Photo by : 首相官邸 [http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201506/08summit.html]
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 参院選の最中にEU離脱か残留かの国民投票が英国で行われる事になった。

 これは偶然に違いないが、安倍首相は運がいいと思う。

 なぜか。

 どっちに転んでも安倍自公政権に有利に働くからだ。

 もし残留が決まれば安堵感で世界は同時株高になる。

 その事と安倍政権の経済政策は何の関係もないが、国民は安堵し、気持ちが寛容になる。

 その安ど感と寛容さは現状維持に動く。

 そして、もし離脱が決まれば、世界経済は危機が加速するさんざんメディアが書き立てている。

 それが事実なら、危機の時に政治を混乱させてはいけないと、安倍自公政権の選択に働く。

 どっちに転んでも安倍政権に有利に働くのだ。

 打倒安倍を叫ぶ者にとってはまことに腹立たしいこのタイミングでの英国の国民投票である。

 しかし、それほど腹を立てる必要はない。

 安倍首相には憲法9条を変える事は出来ないことは私が断言した通りだ。

 そして、憲法9条を変えられない安倍首相は、たとえ政権にとどまっても、それほど忌避する必要はない。

 日本の直面する諸問題はどれも安倍首相では解決出来ないものばかりだ。

 そしてそれらの諸問題は、誰が首相になっても、どういう政権が出来ても、解決は容易ではなく、同じようなものにならざるを得ない。

 ならばいっそ安倍首相にもうしばらくやらせ、下手を打ったらただでは済まさないぞと、命令する側に立った方が得策だと思えばいいのだ。

 いま政権交代をしても貧乏くじを引くだけだと思えば腹も立たない(了)

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(最終更新:2016年6月25日)コメント1件890

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 1 )
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  1. 天木氏の見立ては少し甘いのではないでしょうか。
    今回の参院選挙は日本が民主主義を維持することができるかどうかの重要な選挙であり、
    安倍自公が圧勝すれば日本の民主主義は死滅したと言っていい状態になるのではないか。
    安倍はおそらく次期衆院選挙で自らの政治生命をかけて改憲を争点にしていくだろうから、
    今回の選挙がその試金石となるのは間違いないと思うけど。
    国会に一定の緊張感を持たせたいならば野党が議席を伸ばすしかないわけで。
    世界経済なんてEUどうこうに関係なく悪化傾向になるのは間違いないでしょう。

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