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自衛隊は常時破壊措置命令を受けて具体的にどう動くのか

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Photo by : 自民党HP [https://www.jimin.jp/news/press/chairman_prc/130994.html]
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 稲田朋美防衛大臣はきのう8月8日、常時破壊措置命令を出したらしい。

 常時破壊措置命令が検討されているとNHKが5日の早朝6時のニュースで第一報を流してから、わずか3日後の発令だ。

 何のことはない。

 はじめから決まっていたということだ。

 しかし、常時破壊措置とは具体的にどういう措置か。

 自衛隊は、常時破壊措置命令を受けて、具体的にどう動くのか。

 その事に関する記事はどこにもない。

 北朝鮮が核ミサイルを発射した直後に迎撃する海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を積んだイージス艦を日本海に展開するというのはまだわかる。

 もっとも、それとても、どこから飛んでくるかわからない北朝鮮の核ミサイルを撃ち落とすために、日本海のどこをウロウロするかは不明だ。

 発射直後に撃ち落とせなかった北朝鮮の核ミサイルを、本土に着弾する直前に撃ち落とす地上配備型ミサイル(PAC3)の配備に至っては、まったく不明だ。

 市ヶ谷の自衛隊駐屯地からゴロゴロと引っ張り出しておくのはわかる。

 しかし、どこに常時配備しておくのか。

 それを配備した途端、北朝鮮はそれを知る事になる。

 だからその場所を避けて打ち込む事になる。

 ただでさえ猛スピードで落ちてくるミサイルを、射程距離数十キロの範囲でしか迎撃出来ないPAC3が、配備されていないところをめがけて撃って来る北朝鮮のミサイルをどうやって撃ち落とせるというのか。

 常時破壊措置とは壮大なジョークだ。

 稲田朋美防衛大臣はよくもこのような馬鹿な命令を下したものだ。

 すべては先般の北朝鮮のミサイル発射に対して、手も足も出なかった醜態を隠すためのアリバイ作りだ。

 そのような子供だましの措置を命令する安倍政権も安倍政権だが、そんな命令を無批判に垂れ流すメディアもメディアだ。

 しかも、こともあろうに各紙とも一斉に同じ記事を流している。

 ただの一紙も、常時破壊措置命令の馬鹿さ加減を指摘するものはない。

 安倍政権よりも劣るメディアだから、安倍政権の暴走がとまらないのである(了)[amazonjs asin="4004311756" locale="JP" title="「戦地」派遣―変わる自衛隊 (岩波新書)"][amazonjs asin="4004314836" locale="JP" title="日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊 (岩波新書)"][amazonjs asin="4062870088" locale="JP" title="僕たちの国の自衛隊に21の質問"]

 

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COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 訂正します。
    INADA Tomomi at the August 15, 2006 rally held at Yasukuni by the Japan Conference: “★Those ungrateful★ who aim to prevent the Prime Minister from visiting Yasukuni Shrine are not entitled to discuss ethics and education.”

  2. INADA Tomomi at the August 15, 2006 rally held at Yasukuni by the Japan Conference: “The likes of those who aim to prevent the Prime Minister from visiting Yasukuni Shrine are not entitled to discuss ethics and education.”

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