天木直人の公式ブログ

日中関係の危機を招いた安倍政権の無能さとそれを許す野党の体たらく

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5194F1W4FEL._SX332_BO1,204,203,200_ 戦争は外交の延長だという言葉は、プロシアの将軍で戦略家のクラウゼビッツが「戦争論」の中で語った言葉らしいが、その伝にならえば、今の日中関係は、外交の失敗が戦争につながりかねないほどの危機にある。

 もちろんその責任は安倍政権の無能さにある。

 安倍首相の使い走りの岸田外相は、留任早々程永華駐日中国大使を呼びつけ、8分間待たせて恥をかかせるという意地悪外交をし、フィリピンに飛んでフィリピンを味方につけようと必死だ。

 田中角栄なきあと、いまや中国とパイプのある唯一の大物政治家と持ち上げられる二階幹事長は、程永華大使とあって、日中両国の「円満な話し合い」が重要であることで一致したなどと、ガス抜きを図っている。

 軍国主義礼賛だけが取り柄の政治家である稲田朋美は、防衛大臣に抜擢されたとたん靖国参拝を止め、右翼から裏切り呼ばわりされるのをおそれて用もないのにジブチ、ソマリアくんだりまで、高跳びしている。

 岸田、二階、稲田の親分は夏休みでゴルフだ。

 戦争前夜であると言う緊張感などおよそ皆無の、これ以上ない無能内閣だ。

 そんな無能政権でも長期政権でいられるのは、野党がもっと無能であるからだ。

 無能同士が野党共闘に明け暮れ、安倍政権を安泰にしている。

 これがこの国の政治の現実だ。

 その政治家たちについて、きのうの夕刊フジで、安倍首相のお友達である日本テレビの御用キャスター辛坊治郎が「国会議員の厚遇やめろ!」と叫んでいる。

 「いったい何人が歳費に見合う仕事をしているのか」と。

 「私はポピュリストじゃありませんから、むやみに議員の歳費を減らせなんていいません」が、などとわざわざ前置きした上で、いくらなんでも多すぎると次のように書いている。

 歳費月額約129万円。

 プラス年二回で500万円のボーナス。

 加えて月額100万円の「文書通信交通滞在費」と、65円の「立法事務費」。

 領収書が不要だから何に使っても自由だ。

 しかも歳費を除けばすべて無税だ。

 いくら何でも多すぎるだろう、強欲過ぎるだろうと。

 辛坊にここまで言われるようではお終いだ。

 この国で一番甘やかされ、恵まれているのは、国会議員に違いない。

 安倍政権の暴走も、それを阻止する野党共闘も、国会議員を続けるための生き残りのためのなれ合い芝居をしているのである。

 それを知っていながら政治評論で飯を食っている政治評論家も、それを流すメディアもぐるだ。

 馬鹿を見るのは国民だけである(了)

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コメント5件1503

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 5 )
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  1. By 平和を壊すな

    私は天木さんの主張が理解出来ません。
    中国は日本を侵略しているのですよ。もっと冷静に現状を見て下さい。
    「日中関係の危機を招いてはいけない!」と、今まで奴らに譲歩した結果がコレでしょうに。
    一段落したかに見える「中国総領事館土地売却問題」ですが、その土地の近所に住んでいる私からすれば、恐怖以外の何物でもありません。

    奴らに土地を差し出す気はありません。プライドを売り渡す気もありません。
    平和を壊されて、たまるもんですか。だから戦いたいです!
    それを叶えてくれるのは、安倍さんしかいません。
    天木さん、それが嫌だというなら、まず貴方が自分のお金や家を中国へ献上して下さい。

  2. 大阪維新の会参議院選挙での公約は全面に国会議員や公務員の給与の三割カットと掲げ、改憲も支持すると。国会が始まったら、前段の公約をだけ達成してほしいものです。有権者は改憲よりも3割カットに賛同したようですので。
    しっかり国会議員も地方議員も仕事をしてほしいものです。
    人権、差別という言葉は難しいですね。日本でも驚くようなこともあります。
    2016年5月24日の沖縄タイムズや日刊ゲンダイに掲載されたようですが、私は今初めて下記のことを知りました。
    神奈川県議「基地反対派はキチガイ」「沖縄の新聞つぶれろ」
    「基地反対と騒いでいる人は「キチガイ」と呼んでいる」。自民党の小島健一神奈川県議(53)が、8日に東京であった沖縄県祖国復帰44周年記念靖国集会に出席し、沖縄県内
    で米軍基地に抗議する人たちに対して、差別用語を使い非難していたことが23日、分かった。
    小島県議は沖縄タイムズの取材に対し「私は差別主義者ではない。基地の外で反対運動しているのは好ましいとは思わないし、批判の対象だと思っている。それ以上の意味はない」と答えた。
    沖縄では元海兵隊員による遺体遺棄事件発生で、基地反対の声がさらに高まっている。小島県議は、取材に対し「元海兵隊、軍属ということで問題はあるんでしょう。ただ、一つの悲惨な事件をもって、すべて基地がダメだという論理はどうなのか」と話した。
    集会の様子はインターネットの動画にも配信されており、小島県議は「沖縄では基地反対と毎日のように騒いでいる人たちがいる。基地の外にいる方ということで「キチガイ」と呼んでいる。これはやはり神奈川も同様で、大変苦慮している」などと発言した。
    さらに、沖縄の2社新聞について「本当につぶれた方が良い」と強調した。小島県議は県議4期目で県連広報局長を務めている。
    福井と沖縄のニュースサイトフクナワより
    この県議と同じ県民として本当に恥ずかしいです。

  3. それでは、大国の機嫌を損ねないように中国の人権問題には目をつぶりましょうと言うことなんですね。過去はいろいろあったにしても実際に起きている中国に不都合な事が日本ではなぜか報道されない。それを何とも思わない事こそ私はどうかしていると思うけれど。

  4. 中国を含む東アジアの歴史は、漢民族を中心として、匈奴、突厥、ウィグル、チベット、蒙古、扶余、朝鮮の各民族が常に漢民族王朝を脅かし、征服し、君臨し、漢民族文化を消化しユーラシア大陸に中国文化を浸透させて来た。日本の倭人もまた例外ではない。あの秀吉は、北京まで攻め込み、漢民族文化を我が物とせんとした。勿論、我が国を「日本」と名付けた持統天皇はウィグル人である夫の天武天皇を神武天皇、応神天皇に反映させ、自らを卑弥呼や神功皇后に反映させて、唐の高祖が称した「天皇」という称号を歴代の大王達に付けさせ中国文化を真似たものだ。
    中国3千年の歴史は、周辺民族の侵略の恐怖にさらされた歴史だ。今の中国知識人や政治家にとっては周辺民族の力を抑え込みたいという本能的防衛心が満ち溢れ、経済力の向上が、軍事力向上につながっている。
    我が日本人が先の中国大陸侵略で2〜3千万人の中国人を殺戮した事実を忘れたり、否定したりする事は、中国人の警戒心を増長させるだけであり、復習心を煽る事に他ならず、平和を望む日本人の大半は、中国の軍事危機を煽る事が戦争を望む自民党一部議員の思惑通りに、日本人を戦争支持に引きずり込むこととなりつつある。yuki氏のコラムは憎しみを煽るだけで首肯できない。

  5. 私は中国に関しては意見が違う。先日も静岡大の日本人に帰化したモンゴル人教授が、述べていた。チベット、ウイグル、モンゴルは性善説に立つ民族であるのに対して、中国は周辺を呑み込んでゆくごろつき、ペテン師と言い、罵っていた。実に他では抑えた紳士的な言葉使う人が中国となると激情を抑えられない様子だった。ヤルタ会談後、少数民族、小国の同意なしで国境線をひかれたむなしさ、怒りそういうものに尽きる。中国、旧ソ連が正しいと刻み込まれて大きく変節した現実に目を向けない左翼ほど哀れなものはない。日本が「意地悪」?、前述の教授によれば、礼節のある国とそうでない国により日本などは対応を分けなければいけない、本当にそうだ。こんな中国を認めることは、戦時中、日本軍国主義がのさばればこの先どうなると言った人達をあざ笑うかの如し。少数民族を浄化し、言語の自由も奪う国家はナチスそのものだと思うが。

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