天木直人の公式ブログ

三沢基地の雪に埋もれるだけのグローバルホーク

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 不毛な国会でも、野党がするどい質問をすれば少しは面白くなる。

 そしてその質問の格好のネタを、日刊ゲンダイが提供してくれている。

 始まったばかりの連載「米国に召し上げられる日本の国防予算」がそれだ。

 国民の血税が理不尽に米国軍需産業に吸い上げられている。

 それを見事に追及しているのがこの連載だ。

 その中でも、きのう(9月24日号)の無人偵察機グローバルホークの無駄遣いには、さすがの私もあきれかえった。

 一機あたり約400億円のグローバルホークを三機も購入する事が予定されているとは知らなかった。

 それだけでもとんでもない事なのに、なんと収集したデータの解析結果が日本に届くのは米軍経由だという。

 なぜなら収集したデータの処理方法に米軍の機密情報が含まれているという理由で、日本が独自に解析させてもらえないのだ。

 それだけでも驚きなのに、データ処理名目で米軍に払う解析委託費が年間約100だという。

 泥棒に追い銭だ。

 しかも収集した解析データを米国に送れない可能性があるという。

 収集した映像の中には、自衛隊が使用している通信容量を超えるものがあるから送れないのだ。

 ここまくればもう滅茶苦茶だ。

 「グローバルホークをどうやって運用しようか現場で議論しているが、いい知恵がない。空自内では『三沢の雪に埋もれるだけ』なんて声が漏れてる」(空自幹部)という。

 野党は、選挙共闘もいいが、まっさきに国会質問で協力するべきだ。

 この日刊ゲンダイの連載記事を手分けして取り上げ、税金の無駄遣いを徹底的に追及すべきだ。

 国民の怒りが安倍政権に向かう事間違いない。

 安保政策で食い違う民進党と共産党でも、無駄遣いは許さないという点では、見事に一致するはずだ。

 国会を面白くしようとすることは簡単だ。

 野党の国会質問協力ひとつで、できるのである(了)

コメント4件1893

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 日本の教育力が落ちていることで、日本は経済では3位だけれど、技術立国どころかあちこちできしみ始めているのではないか。私は病院によく行くので都会の医師はまだレベルを保ってると思う。しかし、市の環境課などバカ公務員はどうしようもない程劣化している。国交省も中国違法ガイドを見逃してきた。彼らは合わせて億単位の金を儲けている。オンブズマンがいないとぬるま湯につかる政治家はやりたい放題だ。しかし、日本にはそんな団体が存在するのか。
    飛行機だって、地方空港が嫌と言うほどできたのは米国の飛行機を購入させられて飛ばす空港に事欠いたためとANAの元職員は言っていた。ガラス屋の親子を演じるチャプリンの映画を思い出すが、北朝鮮がガラスを割る子供なら、割れたガラスの注文を取りに各国を巡るのが親の米国だ。三菱重工も優れたエンジニアばかりではないと品証部にいた今は亡き兄は言っていた。女の方がよくやるとまで言っていた。内部がばらばらという問題があるのではないか。とりとめもないことをまた書きました!

  2. SLNM→SLBM
    誤植です

  3. >データの解析結果が日本に届くのは米軍経由
    だったらアメリカに不都合な情報だったら流れてこないということですね。北朝鮮の捏造合成写真SLNMなんて、絶対に流れてこないな。
    そういえば、中国軍によってこの偵察機が、13年に中朝国境を越えてきたということで撃墜されてるんですね。

  4. >「グローバルホークをどうやって運用しようか現場で議論しているが、いい知恵がない。空自内では
    >『三沢の雪に埋もれるだけ』なんて声が漏れてる」(空自幹部)という。
    どこか、未開の民族が陥ると言われる「カーゴ・カルト(積荷信仰)」に似ていると思えてなりませんが、今のわが国の政治家や中央省庁も、未開民族よろしく「海の向こうから神が恵みを持って来てくれる」と信じている日本人ばかりだという事でしょうか?…がく然とする思いです。これと同様に法外な価格設定で米国製の「オスプレイ」を輸入する(米軍の調達価格の数倍との噂)などして来た安倍内閣ですが、わが国政府の文明レベルはもう信用できない、と言うしかないのが現状です。
    こんなレベルの「防衛装備」(兵器)調達が続いているのならば、いかにダラシナイ国会の野党諸君ももう直ちに自公与党を政権の座から引き摺り下ろせそうです。しかしながら、今までの野党の国会での戦いぶりから推測すると、今秋の臨時国会でそれが出来るか否か、それさえ不透明でしょうね。まさに野党も「利権闘争」を戦っているのが実態、と言うべき時かも知れません。
    無人の遠隔操作飛行機として名の知られたこのグローバルホークですが、結局、日本側から高い金額設定で巨額の血税を出させておいて、実は米軍・米国政府が自分の利益のためにタダで情報を利用する、それが実態のようです。こんな代物を買いたいという安倍内閣の思惑には、この飛行機を買えば何らかの形で日本人もその「機密技術」をコピーできる、などという甘い見込みでもあるのでしょう。ただ、一般に米国にとって重要な軍事技術はいわゆる「ブラックボックス」となっており、日本人が勝手にコピーしたりリバースエンジニアリングしたりは出来ないようにされているはずです。
    今、久々の日本国産(三菱製)の中距離旅客機MRJでさえもが、テスト飛行でトラブル発生したとか、また驚くべきデタラメですが、何と主翼まで設計し直しが必要になり、開発計画が1年遅れになったなどと公に報道されている状況です。日本人は根本的な部分で大切な技術的知見が欠けているのか、それとも三菱という企業の組織に問題でもあるのか、それは不明ですが、「大三菱」においてさえ主翼の設計し直しなどという大問題が起きるという点が現代日本の「技術力」の悲しい現状です。
    一方にそんな現実があるのに、安倍内閣も他方で巨額の血税を投じて外国製の無人飛行機を買って悦に入っていられる立場ではないでしょう。今、日本の児童生徒には日々の食事にも事欠く子供が急増している、とインターネットで伝えられておりますが、そのため全国的に「子ども食堂」開設が市民の自助努力で広がっているとのことです(市民による一種の「給食」、「炊き出し」です)。児童生徒に限らず、低所得層や老人世帯でその日、食べるコメもない状況が拡大していると言われる今、千億円以上もの血税がそんな意味不明な玩具の「調達」に使われたりしたら、米国政府は益々「日本民族はバカ、だから今後もアメリカ人が植民地にしておかねばならないんだ」と言いそうですね。もういい加減にしなければなりません。

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