天木直人の公式ブログ

今度は憲法9条が天皇陛下を守る番である

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 慎重姿勢を見せていた安倍首相が、一転して天皇の生前退位に向けて舵を切った。

 有識者会議を発足させ、宮内庁人事を官邸主導で入れ替え、皇室典範に手を付けることなく、来年の通常国会に特措法を提案して済ませようとしている。

 ここまで急ぐ理由は明らかだ。

 生前退位のお言葉と、ご高齢の天皇に同情する圧倒的世論を逆手にとって、憲法9条改憲の邪魔になる今上天皇に「お引き取り」願うためだ。

 戦後の日本の国是は、天皇制の維持(昭和天皇の免責)、憲法9条(再軍備禁止)および日米安保体制(日本を守るという名の米軍による日本占領の恒久化)の三位一体であった。

 この矛盾と不幸を、誰よりも身をもって知っていたのが今上天皇だった。

 だからこそ、誰よりも憲法9条を守る努力を実践され、憲法9条こそが日本の国是の中心であるべきだと、その行動で国民に訴えられた。

 その今上天皇の魂の叫びを、安倍首相は、おそれおおくも、生前退位有識者会議における議論という隠れ蓑を使って、葬り去ろうとしている。

 野党不在の今の政治が、やすやすと、そのような安倍首相の暴挙を見逃そうとしている。

 象徴である今上天皇は、あのお言葉を発した後は、もはやなす術はない。

 それをいいことに今上天皇の願いを無きものにしようとするとは、許せない暴挙だ。

 数ある安倍首相の暴挙の中でも、これだけは許せない暴挙だ。

 今度は、憲法9条が今上天皇を守る番だ。

 今上天皇に守られてきた憲法9条が立ち上がる時だ。

 沈黙し続けてきた憲法9条が、はじめて怒りの声を上げる時である。

 そのことを、政治の場で正面から主張し、国民に気づかせる政党が出てこなくてはいけない。

 いまこそ新党憲法9条の出番である(了)

コメント8件2936

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 8 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 追伸 
    宮内庁長官更迭の件で本日より詳細な関係記事が下記 エキサイト ニュース サイトに出ています。非常に興味のある参考になる、アベの天皇監視、封じ込めに関する記事です。
    http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160928/Litera_2589.html

  2. 天木様

    せっかく「新党憲法9条」と名付けたんですから、党名を浸透させるためにも、ちゃんと「新党憲法9条」とフルネームを言った方がいいかと思います。
    「憲法9条」と言ったりすると、党名を言っているのか、憲法の9条のことを言っているのは分かりにくくなってしまいます。
    例えば、「沈黙し続けてきた憲法9条が、」は、「新党憲法9条」のようにも思えるのですが。。。

    余計なお世話ですが、党名を変えるなら、今のうち!
    例えば、護憲党、
    例えば、平和党

    しかし、国民の総意で天皇という象徴を設けるのはいいが、天皇になる人の人権まだ否定してしまうのはどうかと思います。
    昭和天皇からすでに人間宣言されているわけですから。
    天皇を引き受けた人が、引き受けると同時に人権を放棄するのはいいとして、本人が辞めたい時にやめられる道がないとすれば、ただのイキモノとなってしまいます。
    そんな人殺しのような国民総意があっていいのかな?

  3. 追伸 宮内庁長官更迭の件は下記のJIJI,comの記事に載っていました。25日の記事なので、ほかの報道機関でも報道されているのでしょうか。私はほかでは、確認できませんでした。興味あるかたは参照してください。
    「宮内庁長官の風岡典之氏が26日付で退任し、山本信一郎次長が長官に昇格、後任の次長には西村泰彦内閣危機管理監が就任する。天皇陛下のお気持ち表明に至る過程で、宮内庁の対応に不満を持った首相官邸が、人事でてこ入れを図ったようだ。http://www.jiji.com/sp/article?k=2016092500057&g=pol」以上。

  4. 憲法改正草案 第一条 天皇

    自民党改憲草案
    天皇は、日本国の元首であり、
    日本国及び日本国民の統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

    現行憲法

    天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

  5. 追伸、昨日、がせネタでない限り、アベが宮内庁人事で現在の幹部を更迭し、彼の息のかかった、警察官僚関係者を今までの慣例を無視して指名したようです。どこかの記事でみたのですが、今探しても見つから無いので詳しいことはかけませんが、ほかの報道ではまだ未発表のようです。天皇に好き勝手をさせないためだと思います。アベの意図とは私の考えは違いますが、憲法を理解せず、天皇の自由になる宮内庁では問題はあります。現在の幹部の更迭には賛成です。
    この人事が実行されるかは、はっきりはわかりません。間違いであれば、お許しください。

  6. 天皇が退位された後、一日本国民として、憲法に保障されている言論の自由を生かして、政治発言される道はないのかな?

    もしかしたら、今般の天皇による生前退位の問題提起は、天皇制廃止を訴えるためのカモフラージュの可能性はないのかな?
    再び、戦争に利用されないために。

    素朴な疑問ですが、日本人って、未だに天皇や皇室なしにやっていけないのかな?
    伝統を大事にするのは分かるが。

  7. 「その今上天皇の魂の叫びを、安倍首相は、(おそれおおくも、)生前退位有識者会議における議論という隠れ蓑を使って、葬り去ろうとしている。」
    と記し、この中で、(おそれおおくも)と如何にもアベが天皇の下部の様に表現されているいるのはいかがなものかと思います。天木氏が天皇の下部であると思われるのは自由ですが。しかし、アベが天皇の下部として天皇の意向を聞く必要など全くありません。アベは少なくとも国民から選挙で選出されています。選挙制度の不備はありますが、それが立憲主義です。天木氏が立憲主義を理解されていない訳は無いと祈りたいですが。天木氏の本日の記事は日本国の憲法の主旨に反し、当然憲法9条の主旨の反していると私は考えています。天皇に対する態度に於いて、天木氏とアベの違いは、天木氏は「おそれおおくも」と戦前戦中の被支配階層の国民と同様に天皇の下部として盲目的に従うのに対して、国民会議に操られたアベは、日本の歴史を通じて天皇を利用し、被支配階層を権力に従わせる事を目的として、今後、戦前のように、関連法整備を行い、天皇を利用しようと考えているのが違うだけです。新憲法制定時に象徴天皇制をセットしたのは正に当時の権力者の、その目的のためです。又、マッカーサーの占領政策を安上がりに天皇を利用する米国の考えと一致しただけです。
    憲法9条は戦前戦中に日本国が他国や日本国民に対して行ってきた、過ちを改める意志がこもっていると考えます。
    従って、本日のこの記事は、憲法9上に、完全に反するものと考えます。
    天木氏が立ち上げられる、「新党憲法」なるものの本質がさっぱり理解できません。

  8. 「新党憲法9条」が天皇陛下を守るためには、1条と9条をともに守るということをはっきりと宣言しなければなりませんね。1条ぬきの9条では、国民は共産党などの左翼と同じとしか受け取らないでしょう。ネーミングとしては、「新党憲法1条9条」にすべきではありませんか。

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