天木直人の公式ブログ

勝負あった安倍自民党と蓮舫民進党の改憲論争

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 だだでさえ馬鹿らしい国会論争であるというのに、本会議における代表質問ほど馬鹿馬鹿しいものはない。

 お互いが紙に書いた自らの主張をがなり立てるだけで、まるで論争になっていないからだ。

 だから国会で何が行われているかは、翌日の新聞で知るだけで十分だ。

 そして、きょう9月30日の読売と朝日が瓜二つの記事を書いた。

 安倍首相はきのう29日の参院本会議で憲法改正について自民党の改正案にこだわらない考え方を示したと報じた。

 日本の主要紙を二分する天下の読売と朝日が書いたのだから、この首相の発言がいかに重要であるか、ということだ。

 そして、これから本格的に始まる憲法論争の行方は、これできまりだ。

 安倍首相は馬鹿ではなかったということだ。

 まさか私の助言に耳を傾けたわけではないだろうが、憲法論議を有利に運ぶためには、安倍自民党はあの出来の悪い自民党憲法改正草案をさっさと撤回したほうが得策なのである。

 逆に言えば、蓮舫民進党は、あの出来の悪い自民党の改正草案を撤回させずに白日の下にさらし、そのひとつひとつを、国民の前で、徹底的にたたくだけでよかったのだ。

 これで安倍首相は蓮舫民進党に、今度は民進党の番だ、民進党の対案を示せと、ますます強く詰め寄ることができる。

 そう言われたら、内部でまとまっていない民進党は対案が出せない。

 攻守逆転となる。

 そして、ただでさえ焦点の定まっていない改憲論争が、ますます訳の分からない泥仕合になっていく。

 国民はますます関心をもてなくなり、論争をやっている国会議員も何をやっているのかわからなくなる。

 改憲論争は、蓮舫民進党のオウンゴールで、出だしから安倍首相に有利になってしまった(了)

コメント2件1457

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. 私は、野田は勿論蓮舫まで今度は憲法改正もアベに協力すると思います。出端から戦略が全く間違っていますから。

  2. 結局は国民が決める事です。 安倍さんも今の世論の微妙な状況では国民投票まで持っていかないでしょう。 負ければ辞職ですから。 任期を延期して最後に賭けにでるつもりでしょうが

    しかし恐怖は国民の考えを変えます。北朝鮮や中国が何かしら過激なアクションを起こしてしまうと、国民感情が自民党案に向かって行くでしょう。 アメリカでもテロの後のブッシュの支持率は異常な高さになりましたから

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