天木直人の公式ブログ

「土人」発言の責任は安倍首相と翁長知事の双方にある

ブログランキングに参加しております。 よろしければクリックをお願いします!
政治 ブログランキングへ

 沖縄ヘリパッドをめぐる機動隊と反対派の攻防で、機動隊員による「土人」発言が飛び出し、非難ごうごうだ。

 機動隊員を擁護するかのごとき発言した松井大阪知事は、すかさず叩かれた。

 きょう10月28日の東京新聞「本音のコラム」でも、佐藤優が松井知事に配達証明つきの抗議の手紙を出したと、自己宣伝している。

 その一方で、反対派の機動隊に対する暴言、暴力が公開され、週刊誌などは、これが反対派の正体だ!と言わんばかりだ。

 ヘリパッド建設反対派とそれを支持する者たちと、機動隊とそれを応援する者たちは、対立したまま、歩み寄ることはないだろう。

 悲しい事だ。

 住民や国民が分断されることほど、残念なことはない。

 その責任は、もちろん、民意を無視してヘリパッド建設を強行する対米従属の安倍政権にある。

 しかし、同時に、その責任は翁長知事にもある。

 翁長知事は、そもそも沖縄住民にデモをさせるような状況をつくって
はいけない、ましてや、それを放置してはいけないのである(了)

コメント3件962

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. >しかし、同時に、その責任は翁長知事にもある。
    その通りだと思います、本当に。問題の高江では今夏、7月末に本土の4つほどの警察本部から投入された「機動隊」が突然、抗議の座り込み住民等に対する暴行・陵虐行為を始めたわけですが、その際も翁長知事ご自身はそれら「警官」らの違法行為を毅然として排除しようとはせずじまいでしたものね。その末路が今回、問題の機動隊員2名らのいわゆる「暴言」事件となって爆発したわけですが、大事件の時には「報道」も官房長官らの「対応」もしなかったのに、こうしたケチな事件(暴言を吐かれた市民には大事件ですが)になると皆が大いばりで「報道」したり「会見」したり……。確かに、物事の軽重、優先順位というものが完全に混乱している人々が、今わが国の「政治」や「行政」や「報道」を仕切っている状況になっているようで大変に困ります。3ヶ月前の時点で、暴行・陵虐を働く「警官」らを適切に処罰しておかなかった安倍首相・総務大臣らと翁長知事らが、今回は痛み分け、と言うしかない状況です。
    それにしても今回、件の「ドジン」「シナジン」と放言した「警官」らは、一躍有名になったものです。英語で言うHerostratic fame(ヘロストラトスの名声)、と呼んでも良いだろうと私は思うのですが、3ヶ月前に大変な暴行・陵虐が続いていた最中には「沈黙」を守った本土の中央メディア各社までが、今そんな暴言とやらに飛びついて「報道」騒ぎを繰り広げているのは、誰がどう考えても単なる「お茶濁し」ですね。3ヶ月前の大騒動の時点で高江に中継車などを派遣し、直ちに報道機関らしさを発揮して中央メディアが全国報道していたなら、10月になってこんなハレンチ事件レベルの問題の「報道」をして騒がなくとも済んでいたはずですし……。昨今のわが国の記者クラブ各社にまん延したブザマな権力志向「報道」のなせるわざ、という所でしょうが、それにしても恥ずかし過ぎる「メディア」や似非「ジャーナリズム」が生まれたものです、わが国は。
    一般論として、元は「政治家」であっても、行政官のトップとなった安倍首相(や地方自治体の行政トップの翁長知事)らは、適時、適切な判断力が求められるはずです。7月末の時点では、「準軍事組織」として知られるわが国の警察「機動隊」(や海上保安庁の警備隊)が訓練で仕込まれた「格闘技」まで使用して一般市民の座り込みを引き抜いていた、そんな現地の状況が安倍首相や翁長知事らに時々刻々、知らされなかったはずもありません。首相も知事もそれが判明した時点でそれを排除させるべきでした。その時点で、もう警官の暴行・陵虐事件として厳しい処罰をもって臨む、と公式会見をしていて当然でした。警官が「格闘技」の技術を使用した、というのは「武器を使用した」という問題だったはずですからね。
    しかし、わが国の首相も沖縄県知事も警察権と軍事組織の「掌握」にばかり腐心ししていたのか、いずれも7月末の高江事件については「沈黙」を守って来ました。そして、今回のケチな(とはいえ地元民にとっては重大な)暴言事件なるものが発生したわけです。これでは、双方とも今回のドジン事件なるものの責任があると指弾されて当然です。
    ドジン、という言葉自体がもう死語のはずですが、その程度のボキャブラリーしかない件の「警官」には改めて驚き呆れます。準軍事組織とはいえ、こんなレベルの連中では戦前の悪名高い日本陸軍「関東軍」でも採用しないでしょうね。しかし、安倍内閣や沖縄県知事は今まで沈黙を守り、そんなおかしな「警官」の増長を放置して来たわけです。
    元々、沖縄辺野古での抗議活動をめぐり、昨年春の時点でも国会議員は現地視察していて、海上保安庁の警備隊による暴行・陵虐事件を実際に「目撃」していた、しかしそれでも国会で問題化させることはせずじまいだった、とそんな経緯がありました。今夏の国政選挙で落選した社民党党首の吉田忠智参議院議員(当時)が実際、2015年4月末に辺野古現地で海保の暴行を自ら目撃したことをツイートし、ツイッターでは割と広く知られておりましたね。いわく「辺野古の海上行動に参加しました。海上保安庁のボートがぶつかってきました。まさに行き過ぎた警備行動です」
    https://twitter.com/tadatomoyoshida/status/592864907466518529 しかし、吉田元議員はそんな目撃をしながらも、それを国会で自ら問題化して海保・機動隊といった準軍事組織による暴行・陵虐という重大問題を正させようとはしなかったわけです。そして1年余り後、7月末の高江での暴行事件が発生したわけです。
    民主党の政権時、官房長官も務めた仙谷由人代議士は、もう4年近くも前、衆院選で落選しましたが、彼は日本社会党~社民党~民主党(今の民進党)と渡り歩いた政治家であり、特に2010年11月の国会答弁で自衛隊を「暴力装置でもある自衛隊」と表現して「話題」になりましたね。彼は今、東電・テプコの顧問弁護士だそうですが、まだ「原発推進派」という前世紀のイデオロギーを信奉する弁護士業・政治家なようです。
    この「暴力装置」という用語は元日本共産党の神山茂夫・元代議士が生み出した、というのが今のわが国の定説なようですが、石破茂元防衛大臣のような自民党の大御所もこの用語をドンドン使っています。つまり、昨今のわが国ではネトサヨ=ネトウヨの双方が「暴力装置」は国家の根幹、との共通認識を持っているという事でしょうね。「暴力装置」とは実にシニカルな政治用語ですが、そういう人々は警察や準軍事組織、あるいは自衛隊のような軍事組織が、自分の権力欲のために利用できる「メカニズム・装置」だ、と軽く考えているわけです。どうやら、理想国家論もなければ現実主義政治でもない、訳の分からないシロモノをイデオロギーとして信奉しているもののようですが、ある意味、大変危険な連中ですね。警察権と準および正規の軍事組織を上手に「掌握」すればおのれの権力欲はいくらでも満たせる、と信じている集団ですから……。
    実際、警察権の掌握が「革命」に必要、という程度の理解ならば、ただのサルでも出来そうです。警察権を掌握すれば、辺野古でも高江でも基地や訓練場の建設くらいは進められますから。しかし、それで国家が運営できる、と本当に信じているとしたら、文字通り「サル並み」です。暴力装置を掌握すればクーデタは実行できる、それは確実ですが、それで国家の何が運営できると言いたいのか、訳が分かりません。
    高江や辺野古で今、安倍首相(や翁長知事)らがやらせている事は、傍目からすればそんな「暴力装置」の利用に過ぎませんが、当人はもっと偉大な事でもやっているつもりなのでしょう。しかし実際は、安倍首相も翁長知事も自分自身の「政治家」としての評価を下げ続けているわけですね。本人はそれに気付かないという事でしょうが、恐らく悪名高いスターリンも、発作で他界する直前までは彼らと同程度の「暴力装置」認識しかなかったのでしょう。安倍首相も翁長知事らもそれで構わないのか?と疑問にはなりますが、もう手遅れ、と言うべきかも知れません。
    「君主論」を著したマキャヴェリが、国家のリーダーにとっては「愛されるより恐れられるほうがはるかに安全」と教示した事は有名ですが、それは今回のドジン放言やら海保・機動隊といった準軍事組織による暴行・陵虐やらという「暴力」装置を振り回して恐れられろ、という意味ではないでしょう。逆に、そうした「暴力装置」の末端が起こす不祥事を統治するため、警官・海保職員などの違法行為は厳しく処罰しろ!とマキャヴェリは言ったでしょう。それにより、初めてその「国家」は本当に安定をするわけですから。
    しかし、今のわが国では、無防備な一般市民に向かって暴力装置を行使する事が「首相」や「知事」の大事な職務であるかのように考えられているようですし、日本国はもう「不思議の国」のレベルにまで堕ちた、と言うべきかも知れません。今の日本国でこそ、天木大使の新党「9条」が大きな存在理由を有すると言う所以です。

  2. >沖縄住民にデモをさせるような状況をつくって
    はいけない、ましてや、それを放置してはいけないのである
    翁長氏も、元々は自民党保守ですからね。余り利益合反な所には首を突っ込まないでしょう。
    それが保守リベラルの限界かな?
    まァ、共産党だって政治集団維持の為には、成田闘争時の中革などハネ過ぎた連中は見殺しにしましたから、変わりないとは思いますけどね。
    下手に深追いすれば、治安維持法だって待ってるんじゃありませんか?安倍は軍事(米軍)と防衛・外務・経産省の為なら何でもしそう(怖)だってこの3省と財務が、奴の懐憲を成す為の基本省庁でしょ?

  3. 府民として、知性のかけらもない松井知事(単純な浪花節好き)は買わない。大阪市に住む友人はなぜかこの人の話になると福岡の学校に行った理由を詮索してやまない。しかし、この佐藤なる人物は一体何者なのか。得体が知れない。時にこのように偽善者ぶるが、裏の顔が見え隠れする。どなたか教えて頂きたい。中東まで幅広く自身の領域をカバーしているようだが、どこからか寄せ集めてきたような下らぬもので、それが売れるのだから日本は天国なのだろう。

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

Return Top