天木直人の公式ブログ

 小池百合子はいまこそ勝負する時だ。

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 これから書くことは小池百合子都知事に対するエールである。

 自民党側からの小池包囲網がすさまじい。

 メディアがそれに加担し、都知事選で小池に負けた野党共闘側が冷やかに突き放している。

 包囲網の一つは東京五輪の会議場変更だ。

 バッハの言葉を利用して、軽々しく変更を口にした小池百合子が悪者にされている。

 二つは離党勧告処分を受けた7名の区議の問題だ。

 二階自民党幹事長の面会要請を区議がそろって断った事で、二階が激怒し(した芝居をし)、小池が国民の目の前で詫びさせられた。

 メディアは、この二つを取り上げて小池百合子は勢いを失ったと書き立てる。

 確かにここは小池百合子の正念場だ。

 しかし私が小池百合子なら、そして小池百合子が本物なら、ピンチをチャンスに変える。

 どうするか。

 今すぐに、つまり自民党都連の処分が確定する前に、若狭を使って7人の侍をこっちのほうから離党させるのだ。

 あす開講する小池塾は新党に備えた候補者育成だと明言させるのだ。

 そして小池は、「彼らの協力なくして小池都知事はなかった。今度はお返しをする番だ」と言って彼らを全面支持するのである。

 小池百合子には切り札がある。

 それは豊洲と東京五輪だ。

 いずれも小池の責任ではない。

 ここまでいい加減な政策を決めて来たのは、これまでの都知事と議会だ。

 それを追認した野党だ。

 そのあまりのいい加減さが明るみになった。

 もはや誰が都知事になっても、皆を満足させる解決などありはしない。

 最後は都民の意思だ。

 そしてその決め手は予算の無駄遣いだ。

 いま国民は、既存の政党、政治家の無策によって塗炭の苦しみに突き落とされている。

 都民もその例外ではない。

 豊洲移転どころではない。

 東京五輪どころではない。

 豊洲移転も跡地を東京五輪のために使うために急いだのだ。

 バッハが何と言おうと、予算削減ファーストなのだ。

 いざとなれば、イタリアの美人市長の例をあげて、五輪が出来なくなるかもしれない、それは皆の責任だ、と脅せばいいのだ。

 バッハは慌てて飛んでくるだろう。

 そして、小池には究極の切り札がある。

 予算の無駄遣いだけは出来ない、予算削減ファーストだ、それを都民に問う、そういって都議会を解散するのだ。

 その時こそ小池新党の出番だ。

 このまま圧力に妥協すれば、小池百合子は、東京都知事は続けられても、政治家としての小池百合子は終わる。

 どうせ終わるなら勝負で白黒をつける。

 それこそが、東京都知事選で勝利した時から決まっていた小池劇場の見せ場であったはずだ。

 小池百合子が苦しい時は相手はもっと苦しい。

 都民の判断を信頼して勝負に出た方が勝つ(了)

コメント4件1775

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
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  1. 東京都職員もいい加減ということがわかり、小池さんはご苦労なことだとお察しする。象牙、気候、核と日本は暖簾に腕押しのようで骨抜きの結果に安住する国である。
    我が市であるが、やはりいい加減で地元の有力者はやりたい放題と言う構図がある。
    市長も何もしない。環境部職員が病院から大金を盗んだニュースがあった。また市議の政治活動費の不正が取りざたされたが市民はおとなしい。毎日放送は清掃部の談合を報道していたが、地元では波風一つたたない。司馬遼太郎の原稿を取りに来ていた東京人が冗談でだが、言っていたように確かに民度の低い市だ。
    私は公害で資産を失う際に立たされていたが、府の調停に何とか訴えを持ちこめた。今の環境の法律は市民を苦しめるだけの悪法だ。普段このような骨抜きでお茶を濁すような姿勢があるからこそ野生動物保護や何においても日本は後ろ向きだと国際社会から名指しされるのだ。何十年も生きてきて日本がわかったような気がする。

  2. 所詮、小池百合子は権力の魅力から逃れられないよ。自民党を離党することはあり得ない。過大な期待は疑問だ。結局、豊洲問題もオリンピック問題も現状を変化できず、パフォーマンスで終わる。小池新党なぞ出来はしない。
    自民党小池派なども出来ない。
    天木氏の期待は、幻になる。日本の良識であり、君子である氏には徒党を組まず、コラム二ストどある事に徹して頂きたい。

  3. 飯島が森の代弁者のようにテレビに出始めている。税金でなくご自分の金を出した上で3兆円位けちるなといってみたらいい。バッハはサマランチのように今に賄賂でしくじるんじゃないかと思う。彼に甘さを見せてから、バレーや水泳連盟会長が次々要求を突き付けてくる。喧嘩をしてでもバッハにおれるべきではなかった。一時ドテルテになればいいのだ。それくらいの狡さがないと政界のキツネタヌキは撃退できない。

  4. 「ここまでいい加減な政策を決めて来たのは、これまでの都知事と議会だ。
     それを追認した野党だ。」

    特に、都議会と野党のぎいんの責任が軽視されすぎている。それどころか不正を追及する側にいるかのようだ。
    天木さんの指摘は鋭敏だ。そしてこれを言い続けることは勇気がいる。

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