天木直人の公式ブログ

国民はこんな役立たずの国会を許してはいけない

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 きょうの各紙が当たり前のように小さく報じている。

 国会はきょう12月17日、2回の延長を経て、83日間の会期を終え閉会すると。

 通常国会は1月下旬のになる見通しである、と。

 政治は長い正月休みに入るというわけだ。

 しかし、国会開会中に、二つの重大な出来事が起きた。

 一つはオスプレイの墜落事故だ。

 もう一つは北方領土を問題をめぐる歴史的な安倍・プーチン首脳会談だ。

 そのいずれも国民にとってこれ以上ない大きな政治問題である。

 オスプレイの墜落事故は、もはや沖縄だけの問題ではない。

 全国中に飛び回るオスプレイはどこで墜落してもおかしくない事が証明された。

 横田で墜落事故が起きたら逃げ場がない。

 大惨事になるだろう。

 犠牲者を出さなかったパイロットを英雄視し、感謝しろと暴言を吐いた在日海兵隊責任者の更迭と、オスプレイの配備見直しの二つは、国会が安倍政権に実現させる最低限の政治要求だ。

 一方の北方領土問題は、誰もが目撃した安倍外交の失敗だ。

 国会ではなく、やたらにテレビに出てそれをごまかす安倍首相の発言は、誰が聞いても虚偽だ。

 野党は今こそ共闘し、オスプレイの墜落事故と北方領土問題に関する安倍・プーチン合意について、国会延長を求めるべきだ。

 国会で追及すべきだ。

 自公両党は、いやしくも政権政党であるならば、野党の追及を堂々と受けて立つべきだ。

 ところが、国会延長という声は、どこからも出て来ない。

 それどころか、国会会期中に起きたというのに、この二つの歴史的大問題について、国会でただの一度もまともな議論が行われた形跡はない。

 カジノ法案ばかりが政局になっている。

 こんな馬鹿な国会があるか。

 次の国会まで、長い正月休みに入り、次の国会が始まる頃には、遠い昔の事のように、すべて忘れ去られるに違いない。

 これが国会だ。

 これがいまの日本政治だ。

 与党の政治家はもちろん、野党の政治家たちも一人残らず税金泥棒だ。

 解散・総選挙の事ばかり大騒ぎし、選挙でどうしたら議席を増やすか、生き残るか、その事しか関心のない政治屋ばかりだ。

 東京都には都民ファーストを掲げる政党が動き出そうとしている。

 日本の政治には、国民ファーストを実践する政党が何としてでも出て来なければいけない(了)

コメント3件1174

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 3 )
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  1. 自民党が絶対多数を取った国会では、野党が何を言っても無駄でしょう。安倍首相の美辞麗句とウソ吹きだけが、マスコミを通して垂れ流される日々だ。
    日本のマスコミは死んだも同然。批判すらする気にならない。
    来たるべき選挙で、国民が安倍首相のウソ吹き政治に鉄槌を下せるかは、日刊ゲンダイと週刊フライデー読者だけですかね?

  2. 「シュクシュク閉会」の動きばかりが「報道」された会期末のこの国会でしたが、「やはり」と言うべきか、わが国会の「野党」議員諸君はといえば、結局、今週のオスプレイ墜落も安倍・プーチンの領土・経済協力交渉も国会を延長して問題化しよう、という姿勢は皆無のままシュクシュクと「閉会」したようです。これらの大問題を忘却する事に、まったく「異議申し立て」もしない「政党政治家」ばかりとなった、それが2016年のわが国会だった、と言うしかない状況ですね。
    私も一るの希望(?)をもって、今日、国会「閉会」が再延期されるニュースが出て来ることを期待していたのですが、今の国会の「野党」議員諸君も、そんな面倒くさい政治の仕事(?)はご免こうむりたい、という「議員」ばかりだったようです。こんな「政党政治家」やサラリーマン政治家ばかりでは、わが国の一般の市民の生活が良くならなくとも不思議ないでしょうね。わが国では、今やもう本来のステーツマン・ステーツウーマンは存在していない、ということです。
    あの2003年のイラク侵攻の頃から、「政治家」でなく政治屋、と呼ばれる事が増えたのがわが日本国でした。一方、郷里の山口県でタップリ「温泉」につかって疲れが取れたらしき安倍首相は、安倍内閣ゴヨウタシとして知られる産経新聞社の今夕付の記事によれば、年明け早々の解散・総選挙の可能性「については『かけらもない』と重ねて否定した」とのこと。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-00000527-san-pol 「トランプ・フィーバー」がまだ冷めやらない今の状況を考えても、産経新聞社が伝えるこんな「来年の話」、衆院解散・総選挙が本当にない、とは断言できないとは思いますが、とりあえず正月早々のそれはあり得ないのでしょう。
    今週のプーチン訪日を「報道」していたわが国のメディアは、この夏以来、北方領土が戻ってくるかのような希望的思考オンパレードの「報道」もどこへやらで、今はおおむねダメコン(ダメージ・コントロール)作業に専念しているようです。いつの間にやら「北方領土の返還」という話題さえなくなりつつあるこの「プーチン訪日劇場」の不思議も、わが国の「報道」メディアは、もう言あげなどしたくはないようですね。その点で、わが国の「報道」メディアは、今の国会の「野党」諸君と同じ思考法をしているわけで、自らの責務を完全に「放棄」して喜んでいるという事のようです。
    今週のオスプレイ墜落事件さえ、この状態なら、来年1月下旬の「通常国会」までに都合よく忘却されるでしょうね。安倍首相が、例の鈴木ムネオという人物を衆院に復帰させたいと考えているなら、来年4月の公民権停止の解除まで衆院の総選挙も行わない、というのが天木大使の先ごろの分析でしたが、プーチン訪日が「劇場」として大失敗に終わった今では、年明けに衆院の解散・総選挙を断行するなどというのは狂気の沙汰となりました。それでも、やはり「来年の話」としては、安倍内閣も春には総選挙に打って出る可能性はありそうです。
    今週のようにオスプレイがついに墜落事故を起こしても、またプーチン大統領の来日でうさん臭い「共同開発」(経済協力)なる日ロのプロジェクトが始まろうとしても、わが国会の「野党」議員の諸君は、会期のわずかな延長さえ要求しませんでした。わが国の国会がまさに「役立たずの国会」となり果ててしまった事は、もう火を見るより明らかとなったようです。
    このわが国の悲惨な「政治」状況では、新党憲法9条を除けば、もう本来の「野党」として国会を正常な軌道に乗せて行けそうな政治団体も存在しない、と言うしかないと私は改めて思います。不幸中の幸いで、どうやら年明け直後の解散・総選挙もなくなったようですので、来る衆院選に新党「9条」が候補を送るための浄財集めにもまだ時間的な余裕が出来たと言えそうですね。新党憲法9条が今以上、一般の市民層、とりわけ安倍内閣の失敗だらけ「政策」で最も苦しんでいる庶民層に10万人単位くらいの金銭的な支持者を獲得でき、今はまだアベノミクスの混乱で年越しも難しいわが国の庶民にも、年が明けた後は多数、浄財を寄せる人々が出て来ることを期待したいと改めて思いました。

  3. >野党は今こそ共闘し、オスプレイの墜落事故と北方領土問題に関する安倍・プーチン合意について、国会延長を求めるべきだ。
    まったく天木大使のおっしゃる通りですね。
    今ちょうど、対ロシア経済「協力」でも、民進党の蓮舫代表に対して「これはODAではない」と詭弁・欺瞞をTVで垂れ流して逃げようとしている、それが安倍首相です。今週、発生したばかりの沖縄におけるオスプレイ墜落(「不時着」)事故も、これを国会の野党議員諸君はどうするつもりなのか?と成り行きに注目していても、まったく「野党」諸君の反応も出てないというていたらく……これで長い「正月休み」に入ろう、という野党議員ばかりでは、まあ洒落にも何にもならないでしょう。まさしく、こんな「国会」は「不要だ」と言うべき秋(とき)です。天木大使が危惧される通り、これら二つの大問題すらも、「次の国会が始まる頃には、遠い昔の事のように、すべて忘れ去られる」事は火を見るより明らかでしょうからね。
    わが国の「報道」メディアは、毎日毎日、いわゆる「日替わりメニュー」型の「ニュース」を垂れ流すことが「仕事」になっておりますが、そうした「報道」姿勢は、あのイラク侵攻の前後からもう13年ほども続いて来たと私は記憶しています。ここで長い正月休みが(人為的に)挿入されるのも、そうした日替わりメニュー型の報道により、1ヵ月後までにはこのオスプレイ墜落もプーチン訪日「劇場」のシケた結末も、一般の有権者が忘却してくれるだろう、と計算しているからかも知れません。というより、そう計算しているからだ、と言うべき秋(とき)ですね。
    かくして、あのイラク侵攻からこちら、わが国の「政治」は不毛な政党「政治家」らの巻き起こす騒動の場となってしまい、つかの間の「政権交代」があったとしても、市民社会では何も事態が好転しないし、一般庶民の生活は(なぜか)ドンドンと苦しくなっていくばかり、とそんな「政治」になってしまって久しいわけです。それでもわが国の「国会」は今日、「シュクシュクと閉会」しそうです。まあ話にも何にもならない「国会」が生まれてしまったものですが、今では、もう新党憲法9条しか、こんな「国会」にモノ申すことが出来る「政党」は存在しなくなった、それが真相です。
    わが国の「政治」の腐敗転落ぶりには今、改めて驚き呆れてしまいますね。今日、果たして「シュクシュク閉会」の前に、こんな大問題を忘却する事に対する当然の「異議申し立て」を行うような政党政治家がいるかどうか、私も一応、今の国会の「野党」議員諸君の顔ぶれをチェックしておこうと思いました。

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