天木直人の公式ブログ

歴史に不誠実な安倍首相に食い散らかされる「歴史的偉業」

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 日米両国首脳による広島・真珠湾の相互訪問は、本来ならば、誰もがもろ手を挙げて歓迎する歴史的偉業のはずだ。

 しかし、今度の安倍首相の真珠湾訪問は、手放しで喜べない。

 これだけメディアが称賛一色の報道をしているというのに、である。

 これだけ安倍首相の慰霊演説が、美辞麗句で埋め尽くされているというのに、である。

 なぜか。

 答えは明瞭だ。

 よほど馬鹿な日本人でない限り、それを知っている。

 その理由は、安倍首相が、歴史に不誠実であるからだ。

 単なる無知なら、まだ可愛い。

 自分に都合のいいところだけをつまみ食いし、「歴史的偉業」を独占しようとするから、たちが悪い。

 よほど10年前の「敵前逃亡」がトラウマになっているのだろう。

 あの汚名を払しょくするために、これでもか、これでもか、と「歴史的業績」づくりに狂奔しているに違いない。

 何をやっても、あの時の汚名は消せないというのに。

 慰安婦問題の不可逆合意もそうだった。

 村山談話を焼き直した安倍談話もそうだ。

 そして今度の真珠湾訪問である。

 今度の訪問を持って、「戦後の総決算」などと僭称する。

 東京裁判を米国の不当裁判と非難し、それを否定することが戦後レジームからの脱却だと言い張っていたのは、どこのどいつだ。

 歴史に不誠実な政治家を首相に持った日本国民は不幸だ。

 その、歴史に不誠実な首相が、歴代の首相がためらってきた「歴史的偉業」に次々と手をつけ、食い散らかしていく。

 これまでの首相はいい面の皮だ。

 これからの首相は、やることがなくなる。

 しかし、いかさまは、所詮いかさまだ。

 必ず、もういちど、正しい政治家の手によって、やり直し、されなければいけない時が来る。

 歴史に不誠実であるかぎり、歴史に逆襲されることになる。

 どんなに安倍首相が自画自賛し、メディアがそれに面従腹背して礼賛しても、物事のわかっている大多数の日本国民が、鼻白む理由がそこにある(了)

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