天木直人の公式ブログ

すべてをぶち壊すことになる稲田朋美防衛大臣の靖国神社参拝

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 今朝7時半ごろのNHKのニュースを聞いてリアルタイムで書いている。

 ハワイから安倍首相とともにきのう12月28日夜に帰国したばかりの稲田朋美防衛大臣が、きょう29日、靖国神社を参拝するというのだ。

 私は、わが目と耳を疑った。

 ウソではない。

 確かに女性アナウンサーはそう語っていた。

 まるで何事もないかのように淡々と原稿を読み上げるその女性アナウンサーの姿が、私のおどろきを一層大きくさせた。

 日米和解を世界に発信したばかりだ。

 つぎは中国、韓国との和解の番だ。

 それにもかかわらず、太平洋戦争、大東亜戦争のA級戦犯が合祀されている靖国神社に、安倍内閣の現役防衛大臣である稲田朋美氏が、帰国後真っ先に靖国神社を参拝するという。

 そんなことが本当にきょう行われるのか。

 そうだとしたらすべてぶち壊しだ。

 もはや安倍首相の真珠湾訪問の評価に頭を悩ます必要はなくなった。

 大騒ぎになるだろう。

 安倍首相は正月休暇どころではなくなる。

 来年は安倍外交にとって、政権の命運をかけた試練の年となる。

 そして、それはほかでもない、自分が招いた試練である。

 いよいよ新党憲法9条の出番が来る(了)

コメント5件2410

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 開戦責任者の責任を問いたい気持ちと連合国が死刑にして「※くれた」こととを混同してはいけません。 ※当時の国民の偽らざる気持ちでしょう。
    まだ講和条約も結ばれておらず開戦責任者を裁く国際法もない中で絞首刑になったのであれば
    間違いなく戦死です。

  2. 確かに靖国神社に極東軍事裁判の刑死者まで祀ったことから、靖国問題が政治問題化しましたが、やはり、東条を始め、「戦争は必ず勝つ」と国民や天皇をだまして開戦した者は祀るべきではないということでしょう。彼らが、国民や天皇に、「今次戦争では負けますが、立派なまけかたこそ大事です」と言って(実際海軍幹部にはこういう主張がすくなくなかった)、天皇や国民もそれを納得していたならば、国民や天皇は靖国神社に彼らも祀って当然でしょう。

    しかし、敗戦した場合の酷さを知る天皇は最後の最後まで、陸海軍相、軍令部総長、参謀総長らに何度も勝てるんだなと念をおしたものです。永野軍令部総長が「負けるかも知れませんが、全力を挙げて戦います」と、海軍の本音を天皇に吐露すると、直ちに軍幹部を呼んで改めて「勝てるんだろうな」とを念をおすと、「永野は陛下の前に出て緊張でついあらぬことをいったようです」と誤魔化したものです。

    最高指導会議で、臥薪嘗胆論も提唱されましたが、結局、これは入れられませんでした。山本五十六は真珠湾攻撃で米国太平等艦隊を壊滅させ米国の戦意を阻喪させ早期終戦にいたるなどという「子供だまし」な作戦を立てましたが、山本は開戦論者とあくまで命をかけて戦争反対を唱えるべきでした。海軍は何度も図上演習しても必ず日本海軍は敗北することがわかっていました。だからこそ、山本ら海軍は死を賭して開戦に反対するべきでした。駐在武官として米国国力を知り抜いた山本五十六が、日本が米国と戦争しても勝てないし、米国民が奇襲などの一時的勝利で戦意を阻喪するようなやわな国民でないことは、最も良く知っていたはずです。この山本の責任は極めて大きいです。

    最後の土壇場においても、機動艦隊がひそかに真珠湾に向かっている時でも、天皇は本当に勝てるのか非常に心配であり、それを見た木戸内大臣は「それほどご心痛なら軍首脳を宮中に呼んで確かめられては」と助言したものです。機動艦隊はいつでも奇襲中止命令があればそれを受け入れる準備をしたまま真珠湾にむかっていました。天皇は、奇襲直前にあって、両総長に「本当に勝てるんだろうな」と最後の念を押した所、彼らは「勝てます」と嘘をついたものです。

    日清戦争、日露戦争においては、国力では清国、露国は日本の数倍にすぎませんでしたが、日米戦争においては米国国力は日本の十倍でありました。海上戦闘では、双方が甚大な被害を受けるものですから、勝敗を決するのは、士気などではなく、国力に応じた損耗補填能力できまりますが、この点で日本は極めて劣勢でした。客観的に日本が米国に勝てる根拠はなっかったということです。だから、当時の軍幹部には、抽象的な大和魂戦勝論はあっても、客観的な対米勝利戦略論など一つもなかったのです。

    結局、国民や天皇をだまして開戦した陸海軍幹部は、戦争犯罪者であり、一般戦死者として合祀するべきではないということです。昭和天皇は、戦犯処刑日に皇太后からお悔やみの言葉をうけてはいましたが、お前らがだまして開戦さえしなければこうはならなかったという気持ちもあったはずです。戦犯合祀後、昭和天皇が参拝を中止したのもそれなりの理由があったということです。死んでしまえば同じ御霊などいう曖昧な態度で対応するべきではありません。彼らを除外して、堂々と靖国神社に参拝し、二度と悲惨な戦争をせずに、平和を維持する事を祈念すればいいということです。

  3. 「任期終了間際のオバマの顔に、また泥を塗った」と言う事にはならないのでしょうか?
    1回目は、まだ大統領にもなっていないトランプに会って、世界で一番早く当選祝いに行ったとはしゃいだ後に、リマのAPECに平気な顔で行ってオバマにそっぽを向かれた時。
    そして、2回目の今回はオバマと「和解の力」とやらを打ち上げた後に、同行した稲田が帰国後すぐに靖国詣でをした事です。
    1度あることは2度あるではないですが、オバマが何回俺の顔に泥を塗れば済むんだと、怒り心頭に達しているように思えてなりません。安倍も当然了解済みでしょうから…。

  4. このヤスクニ参拝も、すでに朝方、稲田防衛大臣は済ませていたようですね。
    午前10時すぎにはもう、TV局のレポーターらが安倍首相(今日は神奈川県内でゴルフだったとか)にゴルフ場で直撃インタビューし、「ノーコメント」という首相の「回答」を引き出していたのを、私も午後に読みました。そのTV画像の静止画も、インターネットニュースの「ライブドアニュース」では掲載されました(http://image.news.livedoor.com/newsimage/2/3/2371e_1110_20161229-113610-1-0001.jpg)。
    こうして、首相がわざわざパールハーバーにまで「同伴」してやった防衛大臣が、帰国直後にヤスクニに参拝する事は、安倍首相はあらかじめ知っていたのかどうか……?彼はその点は質問にも答えずじまいなようですが、まあパールハーバー「慰霊」から帰った直後にヤスクニ、とはまるでアメリカ側をおちょくっているかのような、情緒不安定な「防衛大臣」が誕生したものですね……。
    内政の大臣らももちろんですが、外交・防衛、といったデリケートな話題ばかりの分野で「大臣」を務めようという国会議員には、この稲田防衛大臣のように一体、何を考えているのか分からないような人物は不適当でしょう。そんな議員を防衛大臣に任命し、さらにパールハーバーで「歴史的」な慰霊、と称してハワイまで同伴したのが安倍首相その人です……。いい加減、国会のわが「野党」諸君も、こんな「支離滅裂」というしかない安倍内閣の防衛・外交といった閣僚のあり方から、ここでキチンと国会にて問題化してほしいものですね。
    パールハーバー奇襲攻撃が、なぜ「宣戦布告なき攻撃」になってしまったのか、その歴史には今も疑問点が残っていそうです。その議論はさておき、この奇襲攻撃が勃発した当時、アメリカに住む5才の日系アメリカ市民(米国民)であった「ミスター・カトウ」(最近は「ミスター・スールー」と表現)こと、ハリウッド俳優のジョージ・タケイは、自分たちが強制収容所に送られて監禁された(一種の「監禁」です)思い出について、そんな歴史的テーマのミュージカルのPRのため、アメリカのTV番組で語ったそうです。彼のツイッター(https://twitter.com/GeorgeTakei)で次のツイートが掲載されており、その中で5分ほどの動画が見れます。https://twitter.com/CheddarLife/status/813497861891452930 白髪の増えたジョージ・タケイがこの日系アメリカ人の強制収用の歴史を語ると、今もアメリカ人の間であまり知られていない(とタケイが言う)そんな戦時中の歴史のひとコマがありありと展開されるようですね。
    この強制収用所の問題は、今までもアメリカ内で議論されたり啓蒙されて来た問題ではありますが、まだまだ啓蒙不足なようです。そして、「日系」人とはいえあくまで「米国民」の強制収用ですので、少なくともわが安倍内閣などはこうした問題にはまったく関心もないようですね。まあ、ハールハーバー奇襲攻撃が「宣戦布告なき攻撃」となったがために、同じ日本人であったはずの日系アメリカ人たちはトンデモない災難に見舞われたものですが、わが稲田防衛大臣は、かねがね「戦争で魂が浄化される」などと訳の分からぬ事を主張して来た「政治家」だそうです……。こんな軽薄な「歴史観」しか持ち合わせないような軽~~い「議員」などなどが今、防衛やら外交やらを大臣としてろう断しようとしているのが21世紀の「日本国」です……
    昨日、ハワイのパールハーバーで「慰霊」したはずの防衛大臣が、その舌の根も乾かないうちに「帰国直後」のヤスクニ参拝に打って出た、それが今日の珍事でしょう。これでも「野党」の国会議員諸君が、「え~?まあいいんじゃな~い?」というレベルの反応しか出来ず、国会で直ちに問題化する事もできないようなら、ジョージ・タケイのように戦時中にアメリカで苦難の歴史を生き抜いた日系人たちも、とうてい浮かばれないでしょう。わが「野党」の諸君は、もうすでに「正月休み」モードに入っていて「今は国会どころじゃない!」と怒り出しそう(?)ですが、少しは国会議員らしい「仕事」の仕方を覚えてほしいものですし、一般国民の前でキチンとした仕事のやり方の「模範」を示してほしいものだと、この年の瀬、改めて思いますね。

  5. >それにもかかわらず、太平洋戦争、大東亜戦争のA級戦犯が合祀されている靖国神社に、安倍内閣の現役防衛
    >大臣である稲田朋美氏が、帰国後真っ先に靖国神社を参拝するという。
    >そんなことが本当にきょう行われるのか。
    この稲田という防衛大臣は、わが国では言うまでもなく「極右」政治家として知られてはおりますが、先ごろ国会質疑中の自分の答弁にて、自らの言行の不一致・矛盾を指摘されて「嗚咽(おえつ)」した、と報じられたような情緒不安定の人物でしたね。それを思い出すと、パールハーバーから帰国した直後、再び(お盆には「中止」したそうな)靖国に参拝、という二面性(ないし「多重人格」性)のひどい行動を取っても不思議はないかも知れません。
    今週は、ハールハーバー慰霊訪問、という「歴史的」なパフォーマンスで一応、成功したわが安倍首相だったはずですが、管見のせいか、すでにTVでも「約束」と語られていた例のオバマ大統領と安倍首相の「ゴルフ外交」は結局、報道にのってなかった気がしました(当ブログで天木大使が外交上、注目すべき点だと2度ほど書いておられたのが二人の「ゴルフ」ですが)……。たぶん、年末のあわただしさにかまけていた私だけが報道を見落としたのでしょう。
    もっとも、ハワイ行きの直前には、安倍首相は首都圏のゴルフ場に行って「英気を養った」などとする「報道」はありましたね。オバマ大統領と日本の首相がゴルフで親交を深めて……という期待や希望の方は、結局、アメリカ側のホワイトハウスやオバマ自身に拒絶でもされたのか?、報道陣に分からない仕方でこっそり二人でゴルフコースを回ったのか?、と今も気にはなります……。
    これでは、あまり「歴史的偉業」と言えない気がしますが、そのハワイ訪問からの帰国直後に、稲田大臣はヤスクニへ、と「きのうの今日」というべき動きを見せるのでは、ハワイで「慰霊」した稲田、とも言えず、首相と防衛大臣は何を考えているんだ?、と言われそうです。外交上、洒落にも何にもならない、と一般国民の誰しもが思うでしょうが、稲田という政治家も何を考えていることやら、です。
    元々、稲田という議員は、新興宗教「大本」教関係の本が愛読書だとか、戦争は「魂の浄化だ」うんぬんと言っているとか、と何を言いたいのか分からない「政治家」ではありました。そんな奇妙な発言の数々がありながら、それでも今回、安倍首相によって防衛大臣に取り立てられた、という経歴の人物でしたね。この稲田防衛相も、これで再び首相に「任命責任」問題が浮上しそうですが、とんだ「ハールハーバー慰霊の旅」をして来たものだと思います。この件も、年末年始の成り行きに注目ですね。

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