天木直人の公式ブログ

カレンダー作成の都合上新元号の公表を早めるという不敬 

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 私が書いた通り、きょうの各紙が一斉に大きく書いた。

 2019年元旦に新天皇が即位する、と。

 普通なら、後追い記事などというものはしゃらくさいから遠慮して書くものだが、ここまで大きく各紙が一斉に後追い記事を書くというのは、産経新聞のスクープがそれほど衝撃的なスクープだったということだ。

 なぜ産経がそこまで大きなスクープを書くことが出来たのか。

 産経新聞の大手柄かもしれないが、やはり安倍政権が右翼紙の産経に書かせたと見るべきだろう。

 何事もそうであるが、もはや引退すると決まれば、その時点で誰もが過去の人と見る。

 はやばやと今上天皇の役割を縮小させていこうという魂胆が見え見えだ。

 どこまでも不敬な安倍首相と産経新聞だ。

 しかし、きょうの各紙が一斉に書いているのを見てさらに驚いた。

 新天皇の即位とともに変わる新しい元号を、はやばやと2018年前半にも発表すると政府は考えているという。

 その理由がふるっている。

 カレンダーなどの印刷物への対応期間を確保するためだという。

 そこまでいうか。

 いくら国民生活の便宜のためだといっても、そんな事を今から発表するか。

 特例法案も成立していない2年も前から、新元号の発表時期まで明かす。

 しかもカレンダー印刷の都合だと言って。

 天皇制とはその程度のものなのか。

 とこまで天皇陛下のお言葉の意味を軽んじれば気が済むのか。

 安倍首相とメディアの不敬ここに極まれりである(了)

コメント3件862

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/
    上記、HP「社会科学者の随想」において、天木氏の名前が目に留まったので、紹介する。
    非常に参考に成ると思います。
    私は、この先生の意見とほとんど同じである。天木氏がブログの中で発せられている、
    「今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬」
    「カレンダー作成の都合上新元号の公表を早めるという不敬」
    「不敬」と言う天皇主権時代の、戦前戦中の狂った時代の、前近代的な国民主権の今日に有ってはならない、非民主的な語彙について、私もコメントしようと一度は考えましたが、天木氏の理由も上げない、天皇崇拝者ぶりを知っていますので、コメントするのも阿保らしくなって、コメントいたしませんでしたが、私より、はるかに教養をお持ちの先生が、天木氏のこの言葉に、違和感を持たれている、サイトが有りましたので紹介いたします。
    端折って紹介いたします。
    詳しく知りたい方は、上記ホームページを参考してください。
    元号についても、その成り立ちから、根拠を示して説明されていますので、参考に成ると思いますので是非閲覧ください。
    2017年01月11日
    「元号と天皇」と日本社会と安倍晋三(その1)
    【「玉転がし」を始めた安倍晋三政権の不遜ぶり】
    【不敬か不遜か,傲慢か幼稚か,いずれにしても古代的な半封建制度の存続・維持】
    【天皇・天皇制がわれわれの時間を支配する21世紀の時代】

    まず天木氏のブログが参照されている。
    「 想定されているとはいえ,ここまではっきりと書いたのは,産経新聞がはじめてだ。しかし,これはいいかえれば,「今上天皇はあと2年で終わる」と書いたも同然だ。これほどの不敬があるだろうか。もちろんその不敬の極みは安倍首相だ。東京五輪までなにがなんでも首相を務める。その意欲を隠そうとしない。つまり2020年までは何があっても日本の総理を続け,自分の手で天皇を譲位させる。」
    「安倍首相も産経も不敬の極みである。みずからのお言葉を逆手にとられ,譲位だけを食い逃げされる。ただでさえ政治的発言を禁じられている天皇だ。おまけに今年は年頭所感まで口封じされた。今上天皇の悔しさは,いかばかりか。せめて国民は声をあげて,譲位関連法案のなかに,「この国の首相は憲法9条遵守の義務がある,それが国家と国民の統合の象徴である天皇制の本旨だ」,という規定を明記させなくてはいけない。」
     憲法9条を国是とすることを公約にかかげる新党憲法9条は,何があっても今上天皇の譲位までに実現しなくてはいけない。
     註記)http://天木直人.com/2017/01/10/post-5879/」

    このHPの方の意見は
     最後の段落(2行分)はさておき,以上の指摘(批判)はこれ相応に受けとめ考えてみる余地がありそうである。「天皇への不敬」という発言であるが,この表現じたいにとまどう人がいないとは限らない。当然だと肯定できる人もおり,
    「「」いまどきこのような表現を使って議論される「日本の政治問題:天皇・天皇制」そのものが実在する事実に接して,呆れる人がいても不思議はない。」」

     ① の 3) で「不敬」という表現が出ていたが,なんのための議論をしているにせよ,「「」元外交官の口からも,そのようなことばが出てこざるをえないのが,「現状における日本の民主主義の状態」である。天皇・天皇制問題の焦点に “なにがあるか” は自明に過ぎるほど自明である。」」
    以上

  2. By 近々党員エム

    by 近々党員エム

    9日はありがとうございました。お疲れ様でした。
    陛下に対する不敬のきわみ、言葉もありません。
    腹の底からの怒り。悲しみ。そして、闘志・・。おっしゃる通りです。しかし圧倒的多数の国民は、そのほんの上面(うわつら)だけしか理解できず、理解しようともせず「公務が減るからいいんじゃないの。お歳なんだからいいことですよ」程度でしょう。政権・官邸の天に唾する邪な動きの一片さえ想像できないでしょう。
    どうするか。マトモな右翼(数はわずかでもきっと居る)、ホンモノ保守、もちろん左も巻き込んで(天皇否定論者は置いといて)、発信しつづけて下さい。あえて大袈裟に発信しつづけて下さい。仰々しく、かつ『定期的に』発信しつづけて下さい。
    新党憲法9条には、その潜在的ポテンシャルと使命があると思います(・・党名の変更は、今からしっかりと練っておいて下さいね)。よろしくお願いします。

  3. >しかもカレンダー印刷の都合だと言って。
    >天皇制とはその程度のものなのか。
    >どこまで天皇陛下のお言葉の意味を軽んじれば気が済むのか。
    これもまた、天木大使のおっしゃる通りのヒドすぎるていたらくです。
    それにしても、本件は昨日、当ブログの記事「今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬」(http://天木直人.com/2017/01/10/post-5879/)が予測していた通りの展開となりましたね。問題の産経記事は、今日のような「後追い」報道が一斉に出て来る前のツユ払いのようなものだと指摘されていた、その通りとなってしまいましたが、こんな展開には、私も改めて驚きました……。
    まあ、インターネット上のネトサヨ=ネトウヨ(サヨク=ウヨク)の人々やネット上の新興宗教系の人々の「リスペクト」のなさを見ていれば、今、わが国の新聞が堂々とこんな「天皇」軽視を「報道」しているのも、うなずけない事もないでしょう。自分たちの行為が、天皇を軽視しているだけではなく、実は天皇の「象徴」している一般国民に対する「軽視」でもあるのだ、という事も、彼らはまるで気が付いていないかのような「報道」ではありますが……。それでも、まあ言うに事欠いて「カレンダー作成」の都合上、とは改めて恐れ入ってしまいますね。
    「開かれた王室」として、今のわが国の天皇家のモデルとなって来たのがイギリス王室でしたが、あちらのエリザベス女王も同様に高齢となりました。エリザベス退位、チャールズ皇太子が即位、となる日も遠くなさそうではありますが、しかしそれでも、最近は「報道の自由度」で地位を下げつつあるイギリス・メディアも「エリザベス女王はカレンダー作成の都合を優先してこの年に退位する」などとブチ上げたりはしそうにありませんね。それでは、女王が代表する所の「国民」を小バカにしているのと同じだからですが、なぜかわが国では「カレンダー」の都合とやらがこうして「報道」メディアによって堂々と「理由」として挙げられるていたらくです。わが国の安倍内閣のみならず、その腰ぎんちゃく系「メディア」の経営陣・編集陣におかれては、天皇と国民に対する軽侮の念もここに極まったようですから、改めて驚き呆れますね。
    こんな形の「生前退位・譲位」が現実に起きたりしては、その先、わが国の「政治家」らによる憲法無視と「政治」の乱れはとどまる所を知らなくなるだろうと危惧されてなりませんね。わが国でそんなウンザリする末路が現実化する前に、新党憲法9条からわが国の衆議院・参議院に本来のステーツマン・ステーツウーマンたちを送り込むべき秋(とき)です。今、安倍首相がもくろんでいると言う衆院解散・総選挙が、新党「9条」のその躍進の幕開けになる事を祈りたいと改めて思いました。

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