天木直人の公式ブログ

「瀬取り」という名の戦争行為と安倍首相のピント外れ

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 このところ「瀬取り」という聞きなれない言葉が何度もメディアに流されるようになった。

 今朝の早朝のNHKニュースも盛んに流していた。

 その言葉の意味するところは、公海上で違法に積み荷を移し替える事だという。

 なぜそんな言葉が急にメディアに流されるようになったか。

 それは、北朝鮮の制裁破りであるからだ。

 しかし、それだけならニュースにはならない。

 ニュースになるのは、日本の海上自衛隊がわざわざそれを見つけて、北朝鮮が安保理決議違反をしている、だから制裁措置をさらに厳しくしろと騒ぎまくっているからだ。

 NHKの早朝ニュースが流しているということは、それが安倍首相の声であるということだ。

 つまり、安倍首相は日本が北朝鮮の国連制裁破り阻止に一生懸命貢献していると宣伝しているのだ。

 しかし、「瀬取り」を取り締まる事は北朝鮮船籍の臨検と紙一重だ。

 そして臨検は立派な戦争行為だ。

 北朝鮮がこのまま黙っているはずがない。

 これを要するに、日本の自衛隊が、東シナ海まで出張って行って北朝鮮と戦うリスクを冒しているということだ。

 下手をしたら、日本の国防とは何の関係もない遠くの海上で、日本と北朝鮮が武力衝突することになる。

 こんなバカな話はない。

 しかし、そうならないだろう。

 もっとバカなことになる。

 中東で手一杯のトランプには北朝鮮を攻撃する余裕はない。

 日本一のインテリジェンス通である佐藤優が、繰り返して語っている通りだ。

 やがて米朝対話が始まり、その時「瀬取り」に、ひとり大騒ぎした日本は、孤立することになる。

 これもまた、存在そのものがシビリアンコントロール違反の安倍首相を居座らせた政治の報いである(了)

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